ごきげんよう。手鞠鈴です。
このページでは、私が2025年下半期(7~12月)に映画館で鑑賞した映画の感想を当社比端的に掲載しています。
2025年下半期の鑑賞作品数は72作品でした。怖いね。
本筋に関するネタバレについては記載しておりません(はず)ので、もし気になった作品があれば、ぜひ各種配信サービスなどでご覧いただけると嬉しいです。
それでは、よろしくお願いいたします。
特に好きな作品やリバイバル上映作品については以下のように色分けして記載しております。
鑑賞した作品の一覧は、ページ下部の「鑑賞作品一覧」からご覧いただけます。見たい記事にジャンプもできるよ。あと、基本敬称略です。
古き良きゴシックホラーで好みのタイプでした。大きな声で「面白ーい!」っていう雰囲気の作品ではなく、細部のこだわりをゆっくり楽しみながら観る感じ。明暗のコントラストや画角など、絵作りへのこだわりが感じられるところも良かったですね。というかビル・スカルスガルド、特殊メイクが凄すぎてぱっと見で分からな過ぎて笑うっていう。俳優陣も豪華過ぎる。気合を感じますね。
実は初見サンシャイン。TVシリーズを予習した際にも感じていたんですけど、良い意味でアンチμ'sといいますか、初代逆張りといいますか、随所に差別化とリスペクトが織り交ぜられていて不思議な感覚の作品でしたね。本作については作画も音楽もクオリティが高かったんですけど、個人的にはSaint Snow救済映画のように感じられて良きでしたね。っていうか、渡辺月さんってここが初出なんですね。てっきりもう少しメインの方だと思ってました。二次創作で得た知識の弊害がここに……。
同じく吉沢亮さんが主演を務める『国宝』が注目されている昨今ですが、こちらの作品の方が好みという方も多いのではないでしょうか。私は原作未読なので、比較してどうこうという話は出来かねますが、良い具合にまとまっている印象で邦画特有のなんともいえない馬鹿馬鹿しさで大変良かったですね。吉沢亮さんのコメディ演技もかなり光ってました。『国宝』とあわせて観て風邪引きましょう。
昔観たっけ? どうだっけ? といった記憶の中で鑑賞しました。本作はどちらかというと年齢を重ねてから観た方が空気感とか言葉選びとかに刺さるものがあると思うので、初出からしばらく経った今、大きな画面で鑑賞できるというのはそれだけで価値があるような気がしますね。にしても武藤里伽子、おもしれー女。
2016年に『仮面ライダー1号』って映画がありまして、その映画は藤岡弘、さんの思想が随所に反映されているような気がして『仮面ライダー』ではなく、もはや『藤岡弘、』を見るような内容だったんですが、こちらの作品についても似たように、主演のカマル・ハーサンのための映画といったような内容だった気がします。あくまでカマル・ハーサンを引き立てるストーリー運びですので、インド映画でイメージしがちなぶっ飛んだアクションですとか、キレキレのダンスなんかを期待するとちょっと危ういかもしれません。というかこれ、本作で完結すると思ってたら普通に続編がある想定なんかい! 最近多いよ単作に見せかける騙しの手口が!(笑)
リブート作品として素晴らしいクオリティでしたね! 知名度の暴力ってあると思うんですけど(?)、本作はそういった「スーパーマンといえばこういうやつ」みたいなイメージを大多数の人間が知っているからこそ光るあの導入が凄いですよね。説明とかまぁいいでしょ、みたいな(笑)。また、スーパーマンと言えば割と「個」としての印象が強かったところに、今作は「多」の要素を上手く用いることで、これまでとの差別化といいますか、DCユニバースの新たな幕開けとして最適解となっていたように思います。まぁその、多少悪趣味な描写もありますけど、それはそれで。
昔観たっけ? どうだっけ?(2回目)私は厄介オタクなので、さくらちゃんと小狼くんには永遠にイチャついてて欲しいなと思っているため、作中でさくらちゃんが恋する乙女ムーヴをしているだけでもう可愛すぎて可愛すぎてそれで既に大満足でしたね。本作はアニメ版カードキャプターさくらにおける最終回のようなもの(で良いよね?)ですから、原作と違った視点で見て楽しむこともできて、そちらについても満足度が高かったですね。あとケロちゃん可愛い。普通に。
予告編が不穏すぎてストーリーがどのようになるかと心配で身構えていたんですが、最終的には割とストレートでベタな作りをしていてホッとしました。こちらの作品も『スーパーマン』同様に、MARVELの中では始祖のような存在(だよね?)なこともあって、前提条件については結構端折っているんですけど、日本的にはまだまだ存在を知らない人も多いと思うので、その辺りに最終的な満足感のギャップが生まれそう感がありますね。色んな小ネタを拾っているみたいなのでコアな人ほど楽しめるんじゃないかなと思います。追うのが大変ですけど……。
かなり好みの作品でした! 私ももう古のオタクなんですけど、本作は「良いんですか!? 令和の時代にこんなベタベタな作品を観せてもらって!!」のような心の躍動がありましたね(笑)。元々は全3話に分かれていたものを1本にまとめているそうなんですけど、こんなにワクワクする作品なら続きもぜひ作っていただきたいですね。なんかすんごい打ち切り漫画みたいな終わり方をしてて笑っちゃったし、後々こういう人が出てくるんですよーの人影に気になるデザインの女が多すぎる。まぁ一旦は趙思晴を俺の愛する女としておきたいと思います。殴らないでください。
閃光続きじゃんって。前置きがあまりなく早々に主題が落ちてきて、その後の話がずっと続いていく展開は個人的にかなり新鮮だった気がします。とはいえその、作中に出てくるとある人物に対する思想が強くてですね、よほど印象的な方だったんだろうなとか、このネガキャンともとれる描写、逆に好きまであるだろとか、そんなところの印象が残っていて、あまり主題が見えていないな私は、と反省した次第です。ちなみに内容はハードめなので、鑑賞の際はご注意ください。まぁその……言い方が本当に良くないですけど、まさかこういう内容の作品であんな綺麗なメス堕ちを見るとは思わんじゃん……。
ホラーとは? を考える映画ですね(笑)。予想はしていたんですけど、怖い描写なんて殆どなくて「まぁとりあえず、ヤバい物件の事例をご覧ください」みたいな内容となっておりました。とは言いつつ、最終的には物件のことなんてどうでもいいような話になるので、ほぼタイトル詐欺かもしれません。ホラー初心の方におすすめ……か? ホラーって難しい……。
話題の映画()ですけど、内容的には全然悪くないんですこの作品。ただやっぱり、言い方に語弊があったら申し訳ないのですが、アニメ作品ってまだまだルッキズムの思想が強いと思うので、そんな中での本作のキャラクターデザインはなかなかに人を選ぶんだろうなと。チャオちゃんは凄く可愛いし、主人公も悪くはないんですけど、細かな点を見ると「どうしてそういう見た目にしたんだい?」みたいなデザインが多く、若干のノイズ感というのは拭えなかったかもしれません。とはいえアニメーションのぬるぬる動く感じや背景の作画についてはピカイチですので、そういったところを楽しんでいただけたら良いのではないかと思います。
原作既読(単行本の方)の身としましては「あの内容の原作を映像化するならまぁこういう感じになる……か?」みたいな感想で落ち着いたように思います。随所に白石監督の技が光っている印象ですが、私が勘の鈍いおじさんなこともあって、細かな意図がありそうな部分について汲み取ることができなかったことが、本作を大きな声で面白いと言えない敗因だった気がします。とは言いつつラストのあの感じ、私はめっちゃ好みなんですよね。なんやあの面白造形の物体は(笑)。内容自体はちゃんとしてますので、興味ある方はぜひどうぞ。
実は初見。ホラー好きが聞いて呆れますね。4K対応しているとはいえ、やっぱり画質の粗さが目立ちますが、当時の作品はそれが良いんですから、同じような空気感を味わえて嬉しかったですね。内容としては思ってたよりも理不尽といいますかゴリ押しといいますか、展開も何もあったもんではない話ですが、色んなところが凄く怖い。伽椰子が怖いのもそうですけど、人間も怖いっていう。後味も良くないし様々な点でJホラーの嫌なところ詰め合わせって感じで良かったですね。
もちろんの如く初見。ホラー好きが云々かんぬん。構成の都合上、同じ日に別作品で全く同じ描写を観るという体験は新鮮だったかもしれません(笑)。2の方が更に理不尽さの極みで「登場人物の皆さん、襲われるような悪いこと全然してないよね?」と考えているうちにどんどん酷い目に合うっていう。慈悲がなさすぎて笑えちゃうところまできてましたね。ラストに「そりゃあ、後々貞子と戦うわな」と感じられる描写があって、そこもなんかクスっときてしまいました。意外とハートフルかもしれません。なわけあるか。
一人称視点ゲームの映像化としてある種、最適解とするならこれでは? となるくらいには個人的に大変好みの作品でした。ストーリーが邪魔という意見も分かるといえば分かるんですけど、如何に8番出口へ自然に迷い込ませるかを考えた場合、今作のような導入に辿り着くってなかなか難しいと思うんです。そういった点でも脚本にこだわりを感じますし、カメラワークの随所に細かな気配りが見られて非常に好感が持てました。ゲームをやっているとニヤニヤできるところもあれば、意外性に驚くところもあるので、ぜひ一度プレイしてからの鑑賞をおすすめいたします。疑似的にニノになれますし(?)
鑑賞した後の率直の感想としては「おっさんが観に行く映画じゃねぇ」でして、最近こういうのが増えてきていて己の老けを感じます(笑)。パンフレット等でも伺えますが、ターゲット層としては比較的お若い女性の方のようで、そう考えると声優陣のチョイスとかキャラクターデザインにも色々と納得ができて、そういった視点でのこだわりはとても感心できるものでしたね。個人的にはアリスちゃんのキャラクターデザインが目新しいものになっていて凄く可愛らしかったので、固定概念的なルックスを再解釈していくことって大事よなと、学びの多い作品でした。
これが見たかったんでしょ皆さん!! みたいなやつの詰め合わせみたいな映画(笑)。もうなんか色々と「ジョン・ウィックの世界線だから、これくらいはなんてことない」みたいな展開やアクションで、ツッコミどころとかはもうどうでもよくなるんですよね。考えてる暇もないくらいずっと場面が動いてますし。大きな画面で、爆音で鑑賞してニコニコする、それだけで良い!みたいなやつ。言う事があんまりないとかではなく。
設定が独特といいますか、どうなんでしょう? 起用した声優さんありきのストーリーなんだろうかと考えなくもないくらいには内容がしっちゃかめっちゃかしていた印象ですね。映画よりはTVシリーズで何話かやった方が色々と深みが出そうと思いつつ、そうすると冗長になりそうだなと思いつつ……不思議な塩梅の作品でしたね。とはいえ、メカデザインが滅茶苦茶かっこいい! なんというか最近のスマートなフォルムが主体っぽいのに妙にゴテゴテデカデカしい感じ、良いと思います。あと色彩設計的に仕方ないんですけど、ヒロインのカラーリングがところどころGQuuuuuuXのマチュさんっぽくなってたのがめっちゃ気になりました(笑)
なんだこれは!?(挨拶)。やりたい放題ってこういう事なんだなって(笑)。「昭和100年」のコンセプトがしっかりしすぎていて、何を言ってるのか聞き取れない音声周りも、明らかに現代では使わないであろう古めかしい光のチカチカ具合も、衣装や演技のコテコテさを目の当たりにしても「でもまぁ、昭和100年だったらこうだろ」みたいなゴリ押しで済ませられるところがまず強い。更には映画という媒体を逆手にとってデタラメな映像を恥ずかしげもなく堂々と見せる様は圧巻のそれです。やってることは無茶苦茶ですが、その無茶苦茶がコンセプトに合致しているから何をやっても良いっていうのは、エンタメとして最強かもしれません。とは言いながら、最終的にはそんな真剣に考えなくていいと思う。うん。みたいな落としどころになる映画。なんだこれは。
観てる最中に「これマジでストップモーションなのか?」と思うくらいにはぬるぬる動いていて、もう気持ち悪いまである(笑)。今回は前作の前日譚ですので、この作品単体でも楽しめるとは思うんですけど、前作と比べてちょっとセンシティブといいますか、アダルトな描写が多くない?みたいな感じになって若干気まずさを覚えるので注意が必要です。とはいえ、相変わらずのクオリティの高さなので、ぜひ目で見て楽しんでいただきたいですね。ピロピロピロピロピロピロ
ワールド続きじゃんって。内容としては可もなく、不可もなく。良くも悪くもエンタメ、みたいな作品だなと感じました。私は別段懐古主義ではないですし、ベタな展開も大好物ですが、テンプレと化したピンチ描写やキャラクター設定の焼き回しを観るというのはあまりテンションの上がるものではないですね。主に家族や友達と眺めて楽しむ作品だと思いますので、うるさいオッサンが色々語るものでもないです。「またこの展開ですか」と思いだしたら歳を取った証拠。……泣こ。
思っていたより好みの作品でした! 多少ネタバレになって申し訳ないのですが、なんというか「叙述トリックを映像化したらこんな感じか?」みたいな感覚になる映画です。要所要所に入る「?」を積み重ねていって、最終的に紐解けるラストまでの作りが凄く丁寧で、色々と気をつけて制作したことが汲み取れる良い作品だと思います。役者陣の演技も画面の作りも良い。派手な展開が好みの方には合わないかもしれませんが、気になる方はぜひご覧くださいね。
分かりやすくエンタメミステリーで大変良かったです。普段は全然犯人が誰なのかというのを考えられない私なのですが、普段やってるお仕事とかの都合もあって今作については割とはっきり犯人の目星がついたので、なんだか新鮮な気持ちでした。深みのあるミステリーをご所望の方には物足りないかと思いますが、ゆるく楽しく鑑賞できる作品かと思います。全然関係ないんですけど、私の姉が主人公周りについて「なんて顔面偏差値の高い血筋なんだ」って言ってて笑いました。めっちゃわかる。
シリーズ初見の身でしたので、「ここ多分、シリーズ見てたらめっちゃ感動するんだろうなぁ」と思うところを軒並み逃しておりますが、それを抜きにしても大変面白かったです。ストーリー自体はシンプルですが、カットの仕方が上手いと言いますか、結構ぶつ切り感のある作りをしている割に頭の中にすんなり入ってくる構成になっていて好印象でした。最近はカットしていることが明らかに分かるのにやたらめったら長い作品が多いので……。あと、ジャッキーが良い味を出していて、作品全体の空気感の中にマッチしていて嬉しい気持ちでした。94分でサクッと観れますのでオススメです。
仲良しの友達と観に行って楽しもう系ホラーのお手本のような映画でしたね。とはいえ、前作は2022年に日本で公開されたホラー映画において1番興行収入があった作品の続編なのに「予算なかったんか?」と思わざるを得ないようなセットやストーリーが気になりすぎて中身が入ってこないという現象が(笑)。強いていうなら、端端で音が爆音なのは気になりつつあまりジャンプスケアに頼っていないところと、鈴木福さんのちょっとオーバーな演技が大変好みで良かったですね。純粋に褒め言葉ですからね!
原作がめっちゃ面白いんだから、そりゃあアニメも面白いよねって。個人的に原作のレゼちゃんは「ナチュラルさ」によって世の男子(主にデンジくん)を虜にしていたなと思うんですけど、アニメ版は動きと声が付くことによって分かりやすく「あざとさ」にシフトしていて、そりゃあ世の中こういう女が大好きですから(断言)、たくさんの人がレゼちゃんに恋をしてしまうことによって最終的に呪いがかけられる訳です。酷だね。とはいいながらやっぱりその、MAPPAさんは原作の描写に要素を足す際に制作陣の趣向が濃く出過ぎている気がして、「ここのパート、そこまでやらなくてもいいんじゃない?」と急に冷めてしまうところもあって色々モヤモヤしないでもなかったです。とはいえ最終的にEDで全部を焼かれるわけなんですけどね。しんどいわ(褒め言葉)。
観終えた後に周りのお客さんに「これは……ジャンルで言うと何になると思います?」と聞きたくなるような、良い意味でふわふわした作品でした。急にネオンの光るホテルに入ったり、不自然な壁ドンが入ったりと描写的には不自然なまでに恋愛的要素を意識させてくるんですけど、内容的には爽やかといいますか、あんまりくどくないといいますか。私は想像力があまり豊かではないので、このくらいの燃料投下では琴線に触れないのかもしれません……。ストーリー自体も見たことあるような、無いような、本当に不思議な感覚なので、興味があればぜひご覧ください。
イメージしていた内容と結構異なっていたといいますか、これは今の世の中的にかなりグレーな内容だなぁと感じた次第です。昔の職人気質で「リスクを冒さないと良いものは作れない」の精神を地で行くような方が主人公なので、そういうのが肌に合わない方は観ていてかなり疲れると思いますし、展開自体も「いや、学べよもう少し!」とならないでもないようなヤキモキする描写が多いので、如何に主人公に寄り添えるかが勝負となってきますね。ラストも結構厳ついですし。Z世代の方の意見を伺いたいところ。
本題に入る導入で想定していたものとは異なる角度からアプローチしてきていてまずそこが感心ポイントでした。現代もそうだと思うんですけど、やっぱりクリエイターって変な人が多いんですよね。この作品は色々と装飾もあるかと思いますが、概ね人間は今も昔も変わらないのかなと考えた次第です。最近はこういった有名人の側近の方にスポットを当てた作品が多くなってますが、主題となる人物(今回で言うとベートーヴェン)に対する理解力の高さによってその側近の方のイメージも色濃くなってくる気がするので、やはり教養をもう少し身に付けていかないとな、とかなんとか。
この作品も『遠い山なみの光』よろしく、何となく叙述トリックを視覚で感じることのできる作品でしたね。私はSNSで色々と作品を投稿している身ではありますが、SNS自体はそれほど好きではないですし、やらなくていいならやらんでもいいやろくらいの気持ちで生きていることもあって、割と阿部寛さん演じる主人公のSNSに対する認識の甘さみたいな部分については似通っているような気がしないでもないですね。きっかけがあればすぐ炎上して、火消しも上手くいかない自信があります。おっさんですからね私も。まぁその、こういう題材の作品って最終的にはやっぱり人間が恐いなという感想に至りがち。良いことも悪いことも結局その時の気分で発言しますからね、お人間さんは。こわいね。
難解過ぎるーと思いながら観ていたんですけど、よくよく考えると宮舘さんの一挙手一投足が個性的すぎて(良い意味で)突き抜けていたので、内容が頭に入ってなかった説、あります(笑)。戦争時代の要素を含めつつノスタルジックな雰囲気ではあるものの、過去改変的な要素であったりマルチバース的な要素であったりと、現代的な作りをしていてなかなか稀有な作品だったと思います。全体的な演出とかも古めかしい感じで逆に味が出ていたように感じました。ただやっぱりストーリー展開がムズい。考察が楽しい系かもしれません。
鑑賞前に「恐らくここが端折られるだろうな」と考えていた箇所が軒並み端折られていたので、私の総集編を見る目も養われているかもしれません(?)。好きな作品を大きな画面と音量で観られるというのは大変有意義だったんですが、メイキングなどでもよく制作陣が語られている、コミカルな描写へのこだわりが感じられる日常パートがかなり削られていたのは正直なところ残念でしたし、すばるちゃん周りのことがかなり分かりづらくなっているのもどうなのかしらと感じました。厄介オタク。あとはそうですね……私は! 大きい画面で!! 新川崎女学院の絵が!!! 見れると思ってたんですけど!!!!? の気持ち。厄介オタク。
実は初見ッシュセブン。ストーリーをみて、メインターゲットが男性である女性アイドルものと、本作のようなメインターゲットが女性である男性アイドルもので、アプローチが異なるなと感じる場面が多々あって、新鮮な気持ちで観ることができました。所謂キャラごとの担当回がある場合に、女性アイドルものはほぼメインのみ、またはメイン+サポーター(プロデューサーなど)でのストーリー展開が多い(私の主観だよ)のに対して、本作はメイン一人に重点を置かないでグループ間でのやりとり(サポーターは添え物)によってストーリーが展開しているように感じられて、女性の方が重きを置きやすいとされている「キャラ同士の関係性や背景が見える描写」の充実さが見て取れて非常に参考になりました。っていうかみんないい男だし、紡さんは優秀だし、ライバルもかっこいいし、良いこと尽くめだぜおい。
なんといいますか、古き良きと目新しさの融合みたいな映画だったなと。とにかくテンポ感が凄くて、目まぐるしく色んな事が起きているんですけど、絵作り的には落ち着きがあって上品なんですよね。画面内は全体的に小汚い場面でも(笑)。特に車に乗っていたり運転していたりするシーンがどれも良くて、私はそんなにカーチェイスのシーンなんかは無理矢理挟まなくてもいいじゃん派なんですけど、本作はどれもこれも印象的で大変好みでしたね。役者陣も素晴らしいですし、特にベネチオ・デル・トロがかっこよすぎましたね。やっぱイケオジの時代ですわ(?)
一応無印とレガシーを予習していったんですけど、あんまりトロンでなくても良かったかなーみたいな内容でしたね(笑)。AIが感情を持って云々かんぬんってもうだいぶ飽和状態な気がするんですけど、制作サイド的にはまだ味がする感じなんでしょうか。強いて言えば無印を見ておいた方がニコニコできる場面が多くて良いのではないかと思います。普通に楽しい作品だと思いますし。その他はそうですね……ジャレッド・レトにもう少し良い役を……と思ったら制作に携わってらっしゃるんですね。それならまぁうん。
まずその、昨年『ソウルの春』を観たもんですから、本作がどんなに頑張ってもバッドエンドなことが分かっているので観ていてしんどい。というか無駄に「あれ? もしかして良い方向に行くんじゃね?」を思わせるようなシーンを持ってくるところにある種のリアリティが感じられて観終えた後にぐったりしてました。実際にあった話を基にしている作品なので、出てくる人物も『ソウルの春』と地続きの方がいらっしゃるんですが、役者さんは違うのに空気感やビジュアルは似通っていて結構感心するなど。それだけ固定イメージがついてらっしゃる方が多いということですね。リアルにこういう人物がいたのかと考えると本当に怖い。事実は小説よりもなんたら。
上映時間35分て短っ!! 世界観が面白いし、キャラクターも良いし、作画も若干古めかしくて良いしと、良いところ尽くめなので、もっと頂戴! って考えてたら終わってました(笑)。こういう美少女がガジェットをブンブン使って動き回るアクションなんて男の子はだいだい好きなんだから(クソデカ主語)。にしても、キャラクターのデザインが平成過ぎるし、前述のように作画も光沢バチバチですし、普通に女子の全裸が映るしと時代の逆行感があって面白いですね。まぁ、お肌や髪なんかはなんぼテカテカさせてもえぇですからね。続きもあるみたい? なので楽しみです。
普段は女児先輩を優先して女児向けコンテンツの映画は観に行かないようにしていますが、地元で珍しく深夜帯の上映があったので鑑賞したところ、劇場で観て本当に良かったー!ってなりましたし、今後カツパラに限らず、コンテンツ間でコラボする作品はこれを参考にして欲しいなと心から思いました。お互いの世界観やキャラクターを存分に魅せるストーリー配分が見事ですし、選曲やセトリもマジでめっちゃ考えたんだろうし、小ネタも惜しみなく挟んでいくしと、制作陣の努力と愛が画面から伝わってくるんですよね。こういう「愛」見える作品って観てるこっちも楽しくなりますし、嬉しくて自然と涙が出ちゃうみたいな。そんなパワーに溢れた作品です。女児アニメ的な目線を気にせず、色んな方に観ていただきたいですね。
正直始まった時は「まさか、昨年の個人的ワースト候補『湖の女たち』(監督が同じ)の再来か?」となるような空気感で身構えてましたが、どんどん良くなっていって最終的には凄く感動できる作品となっていてホッとした記憶。長澤まさみさんは本当に良い役者さんですね。ストーリーについては史実があると思いますが、憶測の部分も多く含んでいるでしょうし塩梅が難しそうなんですけど、その辺りの配分が上手というか自然な感じで、画面のトーンにも合ってるし全体的なバランスの良さが伺えましたね。応為さんの絵は陰影の美しさが魅力的で好きなんですけど、映画自体にもそういう美しさが反映されていたと思います。同じ監督でも変わるもんですね……。
……何アニメですか?(笑)
本作は伝説の山田たえが主人公とも言って良いだろうと想定して、ちゃんと外伝の漫画も読んでいきまして、今回の設定にいっちょ噛んでくるんだろうなと考えていたらそんなことは殆どなかった(笑)。アイドルものとして観に行くと拍子抜けするといいますか、かなりコテコテのSFに日本アニメ的フィクションの要素を盛っていく感じで他にはない作品ではあるんですけど、いや、アイドルとは? と疑問を持たざるを得ない不思議な作品。とはいえ、元々ゾンビだしそういう事考えてても仕方ないよねってところで、頭を空っぽにして鑑賞しよう系のやつ。TVアニメのテイストと異なる感じはドラえもんとかクレヨンしんちゃんとかの映画のそれな気がする。よく分からんが。でも好きよ。ラストとか感動するもんねやっぱり。
話題なこともあってか、なんとなくこういう半グレ的な人物が主人公の作品って増えてきたような気がします。昔はさておき、私は一応今のところなるべく真面目に生きていこうとしているので、本作のような登場人物についてはあまり感情移入ができないこともあり淡々と鑑賞したのですが、こういった作品の評価ってめっちゃ難しい。フィクションに近い悪の話なら大丈夫なんですけど、現実的に行わているような悪行を題材にする場合については、その人物にどのような背景があっても肯定すべきではなくないか? 感動しろと言われてもできなくないか? と考えてしまうんですよね。完成度としては役者陣が凄く良い演技をされていたこともあって良かったんですけどね。難しいマジで。
アニメ版を観たのは学生時代の話で記憶が曖昧なんですけど、こちらの実写版はアニメ版とは異なるアプローチをしていて、ただの焼き回しではない作りをしていることはパッと分かりましたね。背景美というか季節の移り変わりのような描写の表現がとても良く、その雰囲気に合った演出や演技が見て取れて、実写版の脚本に非常にマッチしていたなと思うのですが、アニメ版の雰囲気が好きだという方にとっては抵抗感もありそうです。楽曲の使い方も難しいですもんね。アニメ版の『One more time, One more chance』の使い方と同じにすると「アニメで良いじゃん」ってなるし、使わないは使わないで「なんで使わないの?」ってなるし。全体的に良い映画だと思うんですけどね。難。
想像していたよりもずっと面白かったですね! ミステリーのような、ヒューマンドラマ? のような、色々な側面から見て楽しめる作品となっていましたね。なんといってもベテラン俳優陣の演技力、それに伴う絵力の強さに圧倒されるシーンの多さが際立っていて作品の深みを増幅させているような気がしました。渡辺謙ってすげぇんだ。ラストの持っていき方も非常に好みでして、これまで見てきたストーリーの積み重ねによっての感動が詰まっていたなと思います。渋めの作品だとは思いますが、ぜひご覧ください。
『盤上の向日葵』とは反対に、想像していたよりもハマらなかった作品でしたね。作品を鑑賞する前は期待値は上げないようにしているんですけど、恐らく予告を劇場で見過ぎたせいもあって、予想していたものと異なるテイストのものが出された結果「こういう話なの?」となってしまったことが敗因です。つまり私が悪い。佐藤二朗さんをはじめとして、役者陣の演技はとても素晴らしかったんですけど、演出……か? なんかハマらないんですよね。タイトルの『爆弾』が出てくるところの時点で「あ、合わんかもしれん」って考えてしまったのも良くなかった。こんな選り好みするタイプじゃなかった気がするんですけどね私……めんどくさ。
作画を見た瞬間に「これこれ~!」となる安心感。作中の演出についても第1章のようにボディを極端に強調するようなアングル等がなかったですし、そう考えるとなんで第1章はあんな感じにしたんやろか? と考えざるを得ないですけどまぁいいか。本作は第1章よりもキャラクター同士の関係性についての描写が多かったように捉えられまして、カプ厨大歓喜ではあったんですけど、楽曲についてはストーリーありきとなっているものが多く、キャラクターソングをイメージして単体で聴いた場合はメッセージ性が弱くなるのかもな、などと厄介なことを考えなくもなかったですね。悪い意味ではなくストーリーの強引さに一番ラブライブを感じた気がします(笑)。第3章も楽しみですね。
男の子の大好物な設定が満載のやつ~! 好きだ~!(笑)
「プレデターってこういう作風だっけ?」と言われるとぐうの音も出ないんですけど、そういうのをすっ飛ばして良いくらいには滅茶苦茶クオリティの高い作品になっていると思うんですよね。無駄がないといいますか。話としてはよく見る形式ではあるんですけど、なんか良いんですよ。プレデター特有のガジェット要素もあったり、戦闘民族としての機転の良さも垣間見えたり、あとはエイリアン要素もあったりと、往年のファンにも嬉しい要素がありつつ、新規にも優しい、みたいな感じの内容で大満足でした。あとティアちゃん可愛すぎな。
さすがに原作がしっかりしてますから、映画もしっかりしてます。全体的にかなり無駄がない作りをしていて絵柄とは裏腹にストイックさを感じました。『ChaO』の時にもチラッと触れてますが、キャラデザに関してはやっぱり現代の趣向から比べていくとクセがありますけど、この作品の場合はストーリーや作風に作画が合ってると思うんですよね(『ChaO』が悪いと言っているわけではなく)。楽曲のクオリティも高いですし、見ればトリツカレ男というタイトルもかなりしっくりくるでしょうし、伏線の回収も鮮やかですしと良い映画です。興味のある方はぜひ。
絵が動く動く(笑)。前作を観たときに「いや、呪術廻戦過ぎる」と思う要素が結構あったんですけど、本作はより世界観が広がったこともあって、かなりオリジナリティに溢れてましたし、作画の細部(モブっぽいキャラクターもちゃんと差別化が図られているとか)も凄くこだわりが見られたしと、前作も凄かったですけど今作は更に完成度を上げてきていて驚きましたね。やっぱりアクションの多いアニメ作品において、作画のシンプルさって強みよなと思いつつ、そのシンプルさを野暮ったくしない技術が素晴らしいです。お話自体も良かったですし。満足。あとナタ様可愛すぎ。
やりたいことが画面から分かりやすく伝わってきて、しっかりと収まっている作品ですね。クオリティが高い。今時こういうの流行らないでしょと思われる設定や演出だなと予告や設定では感じると思うんですけど、ちゃんと現代版アップデートが施されていて、全然気にならないんですよね。自然に観ることができるのでギャップがあって面白いです。舘ひろしさんの演技も凄く良かったですし。一瞬で表情がパッと切り替わるの凄いですよねほんと。技が光ってます。
相変わらずのお洒落さで素晴らしい絵作りですね! 始まった瞬間からもう「あ、ウェス・アンダーソンの映画だ」と分かる。色彩の具合とか。本作はなんとなく目的がはっきりしているので、ストーリー的には分かりやすいんですけど、途中に挟まる「どうしてこうなった?」のおかげでなんかシュール可愛い感じなっている。でもそんなにノイズではなくて……という面白い作品です。ここでもベネチオ・デル・トロが格好いいですし、娘のミア・スレアプレトンも超可愛い。良い作品です。っていうか見たことないエンドロールしてたな。なんやあのフェイント(笑)
私が悪いんですけど、想定していた「大人の恋愛」とは異なる内容で、勝手にダメージを負いました。精神的に。この作品は登場人物の「いるよねこういう人」感が凄くて、そのおかげで突きつけられる問題に対するリアリティが増していくことによって、最終的にめっちゃしんどくなるっていうやつ。私は本業の仕事の都合で医療関係の方々とお話しする機会も多いので、この作品のような立場の方の話というのは刺さるものが結構あるんですよね。全体的には凄く好きな雰囲気の映画でした。皆さんも健康診断に行きましょうね。
実は初見&パンツァー。でもって滅茶苦茶面白いですね! 早く言ってよね!(?)
ストーリーの流れ的には美少女学園ものであるあるの「廃校問題」に関する内容なんですけど、設定が設定ですから他の作品との差別化が図られていて面白いですし、本作についてはTVシリーズを観てきた人からすると超激熱展開をしていてもうずっと楽しかったですね。男の子が好きなやつ! ちなみに、4DX的な話をすると、戦車に乗ってる描写中はずっと座席がガタガタしているんですが、後半とか殆どずっと揺れているので「マッサージチェアでは?」と錯覚するくらいにはマッサージチェアでした(笑)。鑑賞しながらマッサージもできる。やったぜ。っていうか、ガルパンってこの劇場版まではアニメーションとしてはTVシリーズ12話とOVAしかなかったんですね。なのにあの二次創作の数……昔のオタクは想像力豊かだったんだなと。見習いたい。
ガールズ続きじゃんってね。TVシリーズの話数で言うと前半に比べて1話少ないこともあり、カットされる部分が少なかったので、前半はTVシリーズを観て後半は総集編みたいな流れが初心の方は見やすそうな気がします。とはいえやっぱりコメディパートが削られているので、キャラクター性がちょっと分かりづらい気がしますね。ずっと喧嘩してんな、みたいな(笑)。本作はなんといっても最後のライブパートがご褒美となっていまして、ファンとしては「ありがとう」の気持ちですよね。新作映画もあるそうですし今から楽しみです。中指立ててけ!
凄く表現が難しいのですが、私が周りにこの作品の感想を言う時は「面白いかって言われると面白いとは言えないし、かといってつまらないかと言われるとつまらないこともない、じゃあ普通なのかと言われるとそうでもないよ」と伝えるようにしています。一言で言うなら「怪作」?狂気じみてるので色々と。本作は「このおっちょこちょいさんめ☆」とか「このすっとこどっこい♡」とかの集合体で出来ている作品な気がするので、登場人物をドジっ子属性として捉えれば、ある種の萌えを感じることができるかもしれません。責任は持ちません。別件ですけど、この作品を「今年ワーストです」とか言ってる方はもう少し色んな作品を観た方が良い。セリフの音量が全編均一になってるだけでもありがたいと思いなさい()
想像以上に良い映画で温かみのある作品でしたね。登場人物がかなり少ないですが、役者陣が豪華なのでずっと華のある画面となっていて、かつ東京の街並みが映える絵作りをしていて大変良いです。若干、後半の展開については無理矢理感があるといいますか「ここまできたらこの人はこういう事は言わないんじゃないか?」みたいなところがあったにはあったんですけど、許容範囲かなといったところです。ゆったりしたいときにご覧ください。若干厳ついシーンもありますが。
いや……どう感想を言ったものか(笑)。というのも本作の主人公の立ち位置的なところに私はかなり近いわけなんですが、あまりにも中年男性の本質をぶっ刺してきていて、正直なところ鑑賞後に身体の至る所に穴が開いているのではないかと思うくらいのダメージ量がですね、凄いんですよほんと。例えば、この文章を書いているように私がこの作品を俯瞰して語ろうものなら、作品自体から「はいはい、そういう感じね?」と嘲笑されるでしょうし、というこの文章を書いていること自体がもうすでに私にブーメランとして返ってくるし、というこの文章も……といった感じで予想可能回避不可能みたいな、何をやってもこの作品の思う壺なんです。めっちゃ尖ってる。逆に女性の方はこの作品をどう見るのかしら、とか凄く気になる。不思議な作品。良いですね。
すんごい詰め込み具合! でもって面白い!
事前知識を全く持たずに観に行ったんですが、あの始まり方からあの結末に辿り着くなんて想像もしなかった、というくらいにはあらゆる要素をテンコ盛りに盛っていて凄い。作中で何度展開が切り替わっていたか数えられないくらいです。凄くしっちゃかめっちゃかしているようで、軸は大きくぶれていなくて、取りまとめの上手さが感じられる作品でした。後から知りましたが『怪怪怪怪物!』の監督さんなんですね。凄く納得がいきました(笑)。好きだ。
『愚か者の身分』と同じく所謂グレーなゾーン(っていうか普通にめっちゃ犯罪)を描いているんですが、こちらはフィクション味がかなり強くて物語として楽しむことができた気がします。やっぱりどうしても感情移入とかは難しいんですが、貧困による葛藤はある程度理解ができるので、そういった点で結構観ていて辛いものがありましたね。あと今作は大人だけではなくて子どもに関する描写も多いので、そういった点でもなかなかダメージがありました。とはいえラストの持っていき方が上手いですね。良い作品です。
学生時代にDVDをレンタルして観たことがありましたが、当時観た時よりずっと面白く感じました。まぁとにかくクオリティが高くて激キモ(褒め言葉)でして、作画が凄いのなんのって。30年前とは思えないえげつなさです。あとやっぱりEDの『IN YER MEMORY』がかっこよすぎるんですよね。エンドロールへの入りも完璧と言っていい具合でして、おかげでオムニバス形式なのに繋がっている錯覚が起きるという。ぜひご覧いただいて熱量を感じていただきたいところ。すげー。
予想はしていたんですが、全然怖くないですね!(笑)あと分かりやすく低予算過ぎる。本作の特徴はなんといってもカット数の多さですね。普段はそういうの全然気にしないんですけど、本作はひと言喋るまでに5カットくらい挟まるのは当たり前みたいな作品でして、基となっているYouTube的な編集要素が感じられなくないかもしれません。キャラクターは凄く魅力的なのに深堀りなんてものは微塵もないので、よく分からんカットでよく分からん人がよく分からん話をしてるみたいな感じです。逆に面白い。あと、かなり分かりやすくAIを使った映像が流れてきていて時代を感じました。低予算映画もここまで来ましたようん。
待った甲斐があるー! と思えるくらいには理想的な続編で個人的には大変良かったです!
正直なところ、最近のディズニー系の作品って色んな思想が錯綜しすぎていることが見て取れるので疲れる部分があったんですけど、本作はそういったところをかなり抑えていたというか、上手く世界観に溶け込ませていたので、制作陣は本当に頑張ったのではないかと思います。ビジュアルに騙されがちですが、やってる内容としては結構重い話をしてるよなと思うんですよねこの作品って。それを感じさせないストーリーや演出、世界観造形に頭が下がります。主人公コンビも本当に絶妙な距離感で素晴らしかったですね。早く結婚しろと考えつつ、いつまでも最高のパートナーでいてねと思いつつ。これが厄介オタクです。
今年は本当に色んな角度から戦争というものを見る機会が多かったんですが、見るたびにこんなことがリアルで起きていた(現在進行形で起きていることではありますが)なんて想像もつかないよなと。特に思想とか、人間の脳ってこんなに凝り固まるものなんだなとかなんとか。上手く言えませんが。本作は『ズートピア』と同じく絵に騙されがちですが、描写としては結構グロテスクなことやってるなと思いまして、アニメ作品ならではの表現ができているなと感じました。頭身って大事。全然主題と関係ないんですけど、いつの世もえっちなイラストって需要があることが本作で再確認できたので、今後も皆さまの日々の彩となるような創作を私も頑張っていこうかなと思います。この作品観てそんなこと考えるやつおらん。
前編に引き続き、初見ッシュセブン。後から知ったんですけど、全17話を前後編に分けているとのことで、そりゃあ色んな所を省かなきゃいけないよなと初見でも分かるくらいには後編のブツ切り具合は凄まじかったですね(笑)。知らぬ間にこの人とこの人が知り合ってんじゃん、みたいな。全体的なストーリーの話をすると、結構シビアなところをやってるなといいますか、この辺は何となく「女性の考える男性アイドルの裏側」的な、特有の陰湿さみたいなところが見える気がして面白かったですね。とりあえず全編を通して愛する男を一人選びたかったんですけど、みんな良い男なので選べないため、一旦箱推しというやつで行こうと思います(?)
また難しい映画を(笑)。とはいいながら、今回は結構シンプルめだった気がします……よね? 本作はコロナ禍が舞台なこともあってイメージがしやすかったのかもしれません。嘘です。コロナ禍でもあんなことにはそうそうならんやろ。アリ・アスター監督の作品は毎回根本にあるテーマは変わっていないと考えているのですが、今回も同様にある種の呪縛のようなものが端々に感じられて大変良かったですね。というかやっぱり絵作り上手過ぎる。淡々としていても飽きが来ないので凄いなと毎回感心させられますほんと。
ほぼ、ムロツヨシさんで保っていると言っていいでしょう!(笑)
昨年の『聖☆おにいさん』や今年の『アンダーニンジャ』よりは福田監督のテイストが合っていたように思いますが、やっぱり現代においてギャグ的な要素って難しいよなと考えざるを得ないなと鑑賞中に考えてました。間って大事だけど、少しでもブレると全部が台無しになっちゃうし、かといってテンポ感を上げれば良いってもんでもないし、的な。難しいですね。
まず、色彩設計が素晴らしいですね。ネオンっぽい画面とそうでない自然的な画面でメリハリがついていて鮮やかで美しい場面が多く、まず目で見て楽しむことができました。ストーリーとしては考察が捗る系となっておりまして、明確でハッキリとした分かりやすい作品が好みの方には合わないと思いますが、何となく一度は誰しも考えたことがあるんじゃないかと思うような視点に切り込んでいく作品となっておりまして、ユニークな作りをしているなと感じました。あと音楽が凄く良いです。グラムロック? 的な? 多分違うけど。なお、結構ショッキングといいますか、ホラー的要素も含まれていますので、苦手な方は注意してください。月怖。
想像していたよりも面白かったですね! 実話を基にしているとのことではあるんですけど、あんな派手に戦ってはいないでしょうから、ほぼフィクションとして観るので良いかなと思います。法廷ミステリ×アクションってあんまり見たことがないので新鮮だったんですけど、やってることとしてはセオリーに則っていて凄く観やすく、アクションが挟まることによって地味なトーンで進みそうなところに強弱が付けられていることもあって飽きなく楽しませていただきました。ドニーの笑顔も光ってましたね。爽やかすぎる。好きだ。
ドラマを予習していったのに、回想シーンで「何それ知らん怖……」が素で出て笑った(スペシャルドラマの話をしてたみたいですが、先に映画を観たため)んですけど、ドラマの映画化のお手本のような作りをしていましたね。結構一筋縄ではない感じの展開やラストマンならではの設定を活かした立ち回りなど、ドラマを観てなくても楽しめるように作られていたように思います。若干ドラマを観てないと驚く設定も多いのでなんとも言えませんが(笑)。映画の内容は良かったのであまり言うことがないんですが、強いて言うなら予告の映像はもう少しチョイスがなんとかならんかったんかなと思わないでもないです。結構でかいネタバレしてるくない? 大丈夫?(笑)
まず、様々な紆余曲折があった中で公開まで漕ぎ着けていただいて役者陣やスタッフの皆さまには本当に頭が下がる思いですね。そういう熱意の伝わってくる作品で、本筋は割とよくあるものではあるんですが、背景美術の気配りや、1カットのこだわりみたいなものが全体的に感じられて作品の説得力を底上げしていたように思います。本作の落とし所的に、警察チームの理論にも相手側の信念にも双方に説得力がなければ、お話が成立しないと思うので、ファンに嬉しい要素も出しながら一つの作品にまとめ上げていることに尊敬の念を送りたいところです。お疲れ様でした。マジで。
原作(文庫版)が400ページくらいある中で、映画の上映時間は85分ということで「え?」となっていたんですが、鑑賞してみるとなるほど、近年の原作原理主義を跳ね返すようなリアレンジ具合で結構別物っぽい作りとなっておりました。原作はオムニバスっぽい章立てが行われていますが、アニメではその違いを色彩や画面の作りで区分けをしておりまして、アニメならではの視覚的アプローチで差別化していて面白かったですね。なんとなくアレンジ後のストーリーや上映時間的に、ターゲット層の年齢がかなり低い(または家族連れ)のではないかなと思いまして、実際同じ上映回の女児先輩が鑑賞後に「面白かったー真白ちゃん可愛かったー」と仰っていたので、原作からの改変がどうこういうのは野暮というものでございます。個人的には朴璐美さんって本当に凄い声優さんだなと感じたりなどしてました。あと主人公組がめっちゃ可愛いね。
てっきりアクション要素を前面に押し出してくるのかと思いきや、結構真面目に悪魔祓いしてました。全体的に暗めのトーンで進みますし、ホラー要素も割と多めではあるのに、端々でボケを入れてくるので、なんかチグハグな感じがして結局のところどうしたいのかしら?と思っていたら終わってたみたいな感じです。予告編や予告ポスターのトーンに騙されてはいけないよということですね(笑)。
以上になります。ご高覧いただき、ありがとうございました。ちなみにこちらのページは当時の感想を基にして2026年7月に作成しております。2025年下半期はなんとなくアニメ作品が多い気がしますね。ヲタクに優しい。
BACK TO LIST