ごきげんよう。手鞠鈴です。
このページでは、私が2024年下半期(7~12月)に映画館で鑑賞した映画の感想を当社比端的に掲載しています。
2024年下半期の鑑賞作品数は104作品でした。見すぎじゃね?
本筋に関するネタバレについては記載しておりません(はず)ので、もし気になった作品があれば、ぜひ各種配信サービスなどでご覧いただけると嬉しいです。
それでは、よろしくお願いいたします。
特に好きな作品やリバイバル上映作品については以下のように色分けして記載しております。
鑑賞した作品の一覧は、ページ下部の「鑑賞作品一覧」からご覧いただけます。見たい記事にジャンプもできるよ。あと、基本敬称略です。
公開から大分経ってから観に行ったので、目に入る感想で「まず話がよく分からん」みたいなのが散見されていたため身構えていましたが、分からないというよりは「人間の行動原理は自由自在なので理解が難しい」みたいな感じかもしれません。この作品の登場人物の多くはそれぞれの考える「最善」を目指しているように私は捉えていて、ラストの展開もそれぞれが最善を目指したことによって起こる行動のような気がするんですけど、その結果が我々の想定していた展開とは違っているので観ている側からすると「何故」が生まれるため最終的によく分からなかったという結論に至る、みたいな感じ。よく分からんが。映画の見せ方自体も面白いですし、音楽は厳ついしで淡々としていても飽きのこない作品でした。
前作前々作と比べると、人間の爪、甘くね? となるかも知れませんけど、まぁDAY 1だからみんなあんまり状況を分かっていないのでは? と捉えるとそれほど違和感なく見れると思います。とはいえやっぱりなんとなく、面白いけど普通かな、みたいな感想に落ち着きそう。前作前々作の良いところは導入の魅せ方が上手(特に前作の導入は満点だと思います)、敵の動きに違和感がない(チェイスになると急に動きが遅くなるみたいなの)など、隙がないところだと思うんですけど、今作はちょっと無理がある場面が多いので、そういった部分含めてニュートラルな作りだなとかなんとか。
予告を見ると難解系かな? と思っていたんですが、ストーリーは割とシンプルですし、思っていた展開とは少し違う締め方もしてくれるので、個人的にはとても楽しめました。映像に派手な動きがないんですが、明暗が綺麗に画面に映し出されていて綺麗ですので、それだけで楽しめる方は楽しめると思います。とはいえやっぱり世界観を飲み込むまでに時間がかかるといいますか、眠気に誘われるといいますか(笑)
話がずっと重い(笑)。ストーリーもなかなか先が読めない感じですし、何より映像の画角とか魅せ方が滅茶苦茶上手なので、静かな映画ですが引き込まれる魅力が満載です。映画を観た後にタイトルを思い出すと(うわぁ……)ってなりますし、オチも個人的にはかなり厳つく感じられて、大変楽しませていただきました。
あらすじも何にも前情報を入れずに観に行って、物作りの話だったんだねぇなどと思いつつ自分の立場と並べながら鑑賞いたしました。「好きだけでここまでのものは作れないやろ」とツッコんじゃうくらいには主人公の朝屋君が普通に才能の塊過ぎて、若干説得力が弱くなってないか? と感じなくもないですが、自分の好きにやる創作と他の為に作る創作のベクトルの違いや難しさが表現されていて良かったと思います。あと全体的に音楽が良いです。強いて気になる点としてはラストに流れるMVはエモエモなんですけど、作中で歌詞の解釈にかなり重点を置いていた割には映像の中に文字では出さないんだな、みたいなクリエイター目線的におや? と思う点があったりして、うおー! 良かったー! とはなれないところに自分の性格の悪さを感じました。
実際にあった話を題材にしているとのことですが、能天気に暮らしている私からすると日本の片隅で本当にこういうことが起こっていると考えると凄く怖い。と言いますか、改めて新型コロナウィルスの影響って凄まじかったよなとか、心の拠り所って本当に大事だよなとかそういう感情を再熱させられて色々不安定になりましたね。役者さんの演技が凄く良いのでより辛い。佐藤二朗さんはシリアス路線も似合いますね。
シンプルにアウトロー物ですが、画面の見せ方とかストーリーのスピード感とかが心地よくて体感としては始まってすぐ終わったなという感じで楽しかったです。画面の色味もカチッとしていて好みです。R15指定ですが血の量が多いだけでグロくなりそうな描写はなるべく映されていないので比較的観やすいのではないかと思います。あと主人公の遠藤さんがイケメンで凄く華やか。
めちゃくちゃしっかりしてるサメ映画です! 世の中、A級と見せかけて罠を張るB級映画は数あれど、この作品はしっかりとB級の輝きを放つ映画でとても良い(褒め言葉です)。ストーリーもしっかりしてますし、キャストもしっかりしてますし、サメもしっかりしてる。あと可愛い。特撮を上手く使って安っぽくない感じにしてるところもしっかりしてます。でもしっかり力技な展開があるところも良いですね。とりあえずしっかりしてるのでサメ映画好きの方や特撮好きの方はぜひご覧ください。しっかりって何回言った?
ちゃんと戦争物です。個人的に戦争映画って苦手なんですけど、絵柄がファンタジーなおかげでなんとかなりました。それでも結構エグめの描写があるので苦手な方は苦手かもしれません。ストーリーがちゃんとしてますし(割とベタめかもしれません)、画面の鮮やかさが美しいので、海外産アニメが得意な方なんかはハマりやすいかもしれません。にしてもBL描写もあるなんて……まぁ戦争ものにはありがちなのかもしれません。よく分からんが。
元々グループサウンズとかフォークソングとかは大好きなのですが、あんまりこういう形式の映画って観ないので、観に行くかどうか迷っていたところ結局は観に行って良かったなーってなった作品です。私としては「昔の方が良かった」のようには思っていない(あんまり思わないようにしてる)んですけど、言葉にするのが難しいですが、この映画を観ると当時の人達は音楽とか芸術とかに熱意があったんだろうし、その時代に加藤和彦さんのセンスがマッチしていたことが喜ばしいことだなと感じた次第です。と言いますかインタビューを受けている皆さんが加藤さんのことをどこが遠い人として見てるというか、あんまり現実の存在として認識していないのでは? といった距離感だったのが不思議面白かったですね。
良い。あんまり前情報を入れずに観に行ったので、「アニメーション作品なのに実写的なアングルとか音響の作り方をしていて面白いなー」とか思っていたら後々制作方法について知って、なるほどなーってなりました。アニメーションの良さもそうですし、色彩も美しくて大変好みでしたね。あと何より音響が素晴らしくてアニメーションなのにリアリティが溢れていて凄く楽しかったですね。若干苦手な人が苦手そうな暴力(お仕置き?)描写があるので、その点だけ気をつけて鑑賞いただけたら良いかなとか。と言いますか、メイキングの森山未來さんの一挙手一投足がユニークなのでぜひご覧ください。
巷の評価はとても高いとのことなんですが、個人的にはあまりノリきれない映画でした。話は普通に面白いんですけど、なんだか冗長に感じてしまうと言いますか、色んな立場の登場人物が出てくるので結構とっ散らかってしまってるのかなぁといった感じでした。実話から着想を得て作られているとのことですが、リアリティではなくフィクションとしてのエンタメ作品ですので、その点を頭に入れておくととっつきやすいかもしれません。というか割とサメ映画ね。
まず出演されてる方が華やかですので画面が賑やかで良いですね。アポロ打ち上げの時はもちろん生きてませんから当時の熱量とかは分からないところですけど、良い感じに嘘と本当を混ぜ混ぜしてる感じのストーリーでとても楽しかったですね。というかあれくらいの年代のファッションとか広告物のデザインとかって可愛いですよね。それだけでだいぶ楽しめました。
何故こう、映画で取り上げられるような有名人というのは厳つい私生活をしているのだろうかとか考えながら鑑賞してた記憶。話としては淡々としているけど役者さんの演技と画面の面白さで観られるなーと思っていたら、結構ショッキングなシーンもあって、言葉どおり口をあんぐりしてました。あとやっぱりレースシーンなどで鳴る車のエンジン音が劇場で聴くと何倍も良いので、ここだけで楽しめるなぁとかなんとか。出てくる登場人物にあんまり感情を乗せることはできませんけどね。色々と(笑)
いや、パート1なんかい!!(元々はちゃんとPart.1がついてるようなので邦題が悪いです 笑)おかげさまで(これマジで3時間で終わるんか? 体感もう2時間くらいやけどもしかしてまだ1時間しか経ってないんか?)みたいなことを心配しながら観てました。とはいえ画面がずっと派手……というよりは大味な感じで賑やかですので、観ていて飽きは来なかったですね。章立て形式なこともあって短いドラマを繋げて一本の映画にしてるみたいな感じに取れなくもないので若干頭がこんがらがる可能性はあるかなとかなんとか。パート2まで内容覚えてればいいな……。
大沢たかおさんのパワフルさで7割くらいこの映画は出来ていると思います(笑)
とはいえシリーズを通して、これくらいの規模の作品を邦画で出して貰えるというのが大変嬉しいですし、大沢たかおさんだけでなくその他のキャストの皆さんも華やかですのでずーっと観ていられる映画です。おおよそ予告編で流れている感じのままストーリーが進むので先のことは分かるんですけど、ド派手さでゴリ押すだけでこんなに楽しいんだよというのが分かる良い作品です。大画面推奨。
個人的には凄く良い映画だったな、デップーちゃんと爪の人ありがとう、と考えているのですが、世間の声に耳を傾けると皆様が言わんとしてる事もかなり分かるために評価が難しい映画ですね。良くも悪くも20世紀FOXへの感謝と鎮魂を込めた映画だと思うので、単純に面白く観れば良いのかなと考えたいところを、逆に過去の思い出的に「この展開のこの扱いは果たして許して良いものか?」という気持ちも出てきてしまうような気がします。愛は伝わるんですけどね。あと4DXでも観てきたんですけど、滅茶苦茶動いてド派手で大変でした(笑)。
個人的に滅茶苦茶面白かったです! 言い方はアレですけど、ストーリーがしっかりしてるだけで全然満足度が違うよなとかなんとか(笑)
本作単体でも恐らく大丈夫ですが、前作の『ミンナノウタ』を観ておくとストーリーに奥深さが出てより良いですし、新たな人物が参戦するたびに結構テンションが上がるのでオススメです。全然関係ないんですけど、ジャンパースカートの制服ってやっぱり可愛いですね(?)
極彩色! TVシリーズ放送当時も「なんかすげぇのが来たな」といった雰囲気の作品でしたが、今作は現代の技術とセンスで作り上げるモノノ怪、といった感じでTVシリーズとは結構雰囲気が違うけどそれでも世界観はモノノ怪で、みたいな不思議な作品です。TVシリーズは渋めの色使いと静で魅せるイメージでしたが、今作は鮮やかな色彩と動で魅せる作品となっていて、その辺りも現代的で良かったですね。というか全体的に作画良。おなごもかわよ。
思ってたよりも真面目で良き! とにかく出演陣が豪華絢爛ですので、画面の力強さはピカイチですね(笑)。割とトンデモ設定ですが、歴史の話であったり政治の話であったりを上手く織り交ぜていてバランスがとても良かったですね。内容的にはどちらかと言うとお若い方に観てもらいたいのかな、といったものだったのですが、(主題歌に新しい学校のリーダーズが選ばれているのも幅広い層へのPRかと思います)観てもらいたい方ほどあまり足を運ばないかもなと考えるとなかなか複雑ですね。
古き良きディザスター映画で面白かったです。グレン・パウエルさんの演じる役がとにかく良くて、最初の胡散臭い感じからのイケ男ムーブはベタですけど大変好みですね。カーチェイスシーンや面白ガジェットが割と出てくるので、男子の心をくすぐるなぁとかなんとか。というかワーナーとユニバーサルのロゴが同じ映画で出るって結構新鮮で良かったですね。
ファンの方には申し訳ないですが、普通でした。とはいえお話の時系列的に、あんまり凝ったことができないという制約があるので仕方ないのかなと思います。個人的には(なんか色んなプリキュアオールスターズをわちゃわちゃ混ぜた感じだな)とか考えながら観てました。
いわゆる味方側のオリキャラに全振りといいますか、敵キャラにあんまり魅力がなかったり、色々仕方ないと思いますがあんまりダメージ描写がないので不利有利が分かりづらかったりといった感じで、全体的に物足りない感じでしたね。全然別件ですけど、2Dと3Dのシームレスな移行が良くできていて感心しました。
タイトルに惹かれて観に行きました。こぢんまりとしてますが、その枠に収まるスケールとストーリーで良かったですね。お隣がヒトラーなのか? というだけで引っ張るんですけど、要所要所のアイテムとか行動とかがちゃんとストーリーに含まれているので、意外と無駄なシーンがないんですよね。良く出来です。なお、ワンちゃんが嫌な目に遭うので、苦手な方は鑑賞しないようにしましょう。
観る音楽、聴く映像。それ以上でもそれ以下でもないかもしれません。坂本龍一さんのことが好き、または作る音楽が好きな方が観る映画だと思います。私自身は坂本龍一さんの音楽が大好きなので非常に楽しめました。映画館の音響で聴くのも良いですが、家でBGMとしてまったり楽しむのも合うんじゃないかなと思います。というか改めてピアノって楽器はすげぇなと感じた次第。
原作未読勢ですが、色々省いていることが分かるくらいにはサクサク美大受験ストーリーになってましたね。時間の都合的に主人公以外の人間の深掘りが難しいと思うので、個人的にはキャラクターの成長譚や関係性を楽しむよりは、作中に出てくる芸術作品を眺めて「はぇ〜めっちゃ絵うめぇ〜」と脳を蕩けさせながら観賞している時間が長かったように思います。役者さんの風貌もリアルとフィクションのギリギリを攻めるような実在性を目指しているのかなというくらいにはこだわっているようで良かったですね。ドラマとかだったらもっと感情移入しやすいかも知れない。
なんか凄くドラマっぽい絵作りだなと思いながら観賞していたのですが、基はドラマだったものを再編集した映画とのことで、色々と納得しました。戦時中のアナウンスの描写って戦争ものの映画だとよく見るやつなんですけど、アナウンスを担当している人々に焦点を当てた作品って見たことなかったので新鮮な気持ちで眺めるとともに、言葉の力によって人々を鼓舞したり、逆に洗脳したりといった生々しい「言葉」というものの強さを見せられているようでなかなか気疲れする映画でしたね。森田剛さんをはじめ、役者陣もとても良かったですし、ストーリーのオチの付け方もベタではありますが後味の絶妙に悪い感じで好みでしたね。
こういう風になるんですね!? というストーリー展開とオチの付け方でかなりびっくりしまして、先が読めなさすぎてかなり楽しませてもらいました。私は森山未来さんが大好きなんですけど、本作で演じている役がまんま森山未来その人すぎませんか? というくらいハマり役でしたし、藤竜也との演技合戦も見ていて大変眼福でございました。なんとなく、観ていただかないと私の感じた驚きが伝わらないような気がしますので、ぜひ機会があればご覧いただきたいなと思います。謎の充実感と疲労感を味わえますよ。
な、なんなんだこの映画!? 本作は章立てでストーリーが進むのですが、色々な登場人物が微妙に混じり合ってここが伏線でしたとなるような場面も多々ある癖に全然話が繋がらないんです! なんのために匂わせたんですか!? が目白押しで観終えた後に「は?」という言葉が思わず漏れましたね。話自体も理不尽極まりない救いのない話が多くてですね。何がやりたかったのか全然分からない作品でしたね……。
気持ちの良いくらいにめっちゃ洋画ですね。監督が『ブレット・トレイン』の方ですので、アクションとか演出とかへの信頼感がありますし、何より今回は映画制作の裏方の方への感謝と敬意が随所に見られて大変感動しました。最近になってスタントマンや制作スタッフにフォーカスする機会が増えてきたような気がするんですけど、世の中にはそういった部分へ便乗しての媚びのようなものが見える作品も多い中、本作はそういった嫌味がなく、カラッと観れるところが良いですね。というかライアン・ゴズリングさんは作品を重ねるごとに良い役者さんになってる気がしますね。良き。
めちゃおもしろーい! これから世に出るユニバース系作品はこれを参考にしてくださいというくらいにはお手本のような作品でしたね。ユニバース系の作品ってどうしてもキャラクターを出すことに注力しすぎで、話の中身がキャラクターに伴ってないというか、舞台装置のように展開する作品が多々見受けられるのですが、本作はあくまで主題があって、そこに別作品のキャラクターが間接的に介入するので、他作品を知らなくても楽しいし、知っていればより楽しいという理想の構図ができていて大変美しいですね。ストーリー自体もノンストップで進行しますし、物流社会への風刺や警告もメッセージ性として備えられていて色んなところが丁寧です。ちょっと考察の余地を残すところも日本人が好きそうな作り方で隙がないですね。色々書きましたが、単純に滅茶苦茶楽しませて貰った作品でございます。観てね。
原作はもちろん好きですし、押切蓮介先生も好きですし、白石監督も好きですしな私のためにあるような映画でしたね(笑)。本作はまぁ、ババアが輝くかどうかで決まる作品だと思うんですけど、根岸季衣さんがカッコ良すぎてドンピシャなハマり役で超良かったですね。程よく原作に添いつつ、色々な部分に白石監督っぽい要素が散りばめられていて絶妙なバランス感だったと思います。まぁ個人的に、直球すぎるド下ネタって一般的にはどうなんだろうかと考える場面もありまして、このあたりの許容範囲で結構感想も変わりそうだなとかなんとか。
下半期1番と言いますか、2024年で1番自分の刺さった作品となりました本作は、色彩の美しさと柔らかさがまず素晴らしいですし、その色彩に沿うようなストーリーラインや登場人物の心の純粋さ、でもって煌びやかで個性的な音楽とどこを切り取っても優しさやキラキラが散りばめられている作品となっております。青春時代の悩みって当人にとっては大きな問題でも側から見ると全然大したことなかったりするんですけど、本作の主人公3人組はそういった等身大の少年少女を描いていますし、暗くなりそうなトーンの場面も気負いすることなく眺めることができるような絵作りをしているので、最初から最後まで雑味を持つことなく観賞できる稀有な映画となっております。あとやっぱり『水金地火木土天アーメン』をはじめ、しろねこ堂の音楽がどれもこれも良いのでそれを劇場の音響で聴くことができた事自体が財産となったような気がします。劇場が明るくなるまで、こうなったら良いなを体現してくれる映画で最後まで満足度たっぷりでした。ぜひ観てね。
前編のRe:が、ぼっちちゃん視点の物語だとすると、Re:Re:は喜多ちゃん視点の物語として読み取れるなといったまとめ方をされている印象でしたね。今回も一旦日常パートは少し省きながら、ストーリーに破綻がないような構成に昇華されている感じでした。私は後々になって結束バンドの元ネタがアジカンということに気がついた雑魚なので、タイトルの引用元とかそもそも主題歌とかそういう細かいことにも気づけてないという……。こんなやつの描く感想などアテにしないで皆さんも原作やアニメを見てぼっちちゃんの承認欲求を満たしてあげましょう。
私みたいなおじさんからすると、古き良き特撮を現代の技術で見せるとこんな感じになるのかぁと感動する点も多かったのですが、正直なところ、現代でやるには展開が少なすぎたり、メインの役者さんがちょっとぎこちなすぎたりと少し苦しい場面が目立つ作品だったかなと思います。なんというか最近は作者の方本人の自伝的な作品って増えてきている気がしますね。そういう流行り? 個人的なところで言うと『ONE PIECE』のロブルッチみたいな見た目の斎藤工さんが出てきたところで、ちょっとニヤついたのは内緒です。
めっちゃ不条理映画。割と本編ずっと「酸性雨やば」でゴリ押していくので、多種多様な「酸性雨やば」を見ることができます。特にこう環境問題への提起とかそう言うのもないので、ただただ酸性雨に苦しめられる人類を眺める作品となっております。それ以上説明する言葉が出てこないので、この映画の感想は終わりだ!
なんかあれです、ジョン・ウィック亜種としてご覧いただくので良いんじゃないかなと思います。なんとなくカメラワークとかがあんまり見たことない動きをしてまして、監督のアクション愛が見えるところが好印象でしたね。ストーリー自体はよくある復讐劇のようなものなので、純粋にアクションを楽しんでもらうのが良いかなとかなんとか。
予告編が流れていた時期はジョー・カーの新作と比べられて(同じ獄中シチュなので)大変そうでしたが、個人的には大変楽しめました。終始暗めの画面設計の中で輝く柳楽優弥さんのご尊顔が非常に良かったですね(?)。原作未読勢なので見終えた後に原作履修勢にお話を伺ったのですが、色々と原作と違う点も多かったようで、二桁巻ある原作を2時間でまとめるのは大変だっただろうなと堤監督を労いたいところですね。というか主題歌の訳詞、流れるスピードが早すぎて全然読めない説、提唱したい。
ホラー映画ちゃうやんけ!!(笑)とはいえ、個人的にはとても楽しく観賞出来ました。どちらかというとハリー・ポッターみたいなファンタジー作品で、ジャンプ漫画っぽいバトル要素もあるよ☆みたいな作品でした(実際、原作は漫画だそうですし)。キャラクターがベタベタなんですけど、ちょっと設定が複雑なので、その辺のバランスがちょうど良いと言いますか、色んなところが程よい感じです。個人的には途中で出てくるエセ霊媒師の方の演技が大変良くて、この人のスピンオフが欲しいなとか考えてました。絶対ないけど。
正直なところ、観ている最中は「何観てるんだろ私」ってなるんですけど、感覚が麻痺してきて、「箱男カッコ良くね?」とか「箱男可愛くね?」とかになってくるから不思議。風景の中に佇む段ボール箱って映像映えするんですね。知らなかった。タイトルの通り、箱男とかいうダンボールに入った男が主役なんですけど、箱に入った男が全力でアクションすると謎の斬新さを孕んでおりまして、恐らく難解であろう原作をここまで昇華して映像化しているのって凄いんじゃないかと謎の関心まで生まれてました。ちなみにオチがカッコ良すぎるので、ぜひ観てみて欲しいです。謎映画ですけどね。考えるな感じろ。でも多少考えてくれ。
滅茶苦茶面白いんですけど!! 本作は『エイリアン』の1と2の間の話だそうなので履修してから観に行ったんですけど、細やかな美術が本当に1と2の中間を意識した作りとなっていて感心しましたし、単体で観ても良くできているし、シリーズものとして観てもよくまとめたなと、本当にこだわりポイントが多いんです。個人的にはエイリアンの超怖い要素だと考えている、エイリアンの体液に関する描写が多く取り入れられていた点も好印象でしたし、「人間とアンドロイド」の関係性についても新しいものが見られて、長くやってきているシリーズでもまだまだ掘っていけるところがあるんだなと考えると色々と未来が明るいなと感じさせてくれて、監督やスタッフに拍手を送りたいですね。まぁ私はにわかなんですけども(笑)
映画を観に行ったと思ったら舞台を観てた、みたいな感覚に陥る映画です。キャスト陣の熱演が光る作品ではあるんですけど、どうしても舞台装置的に動かされている感が否めない箇所が多いですし、フィクションラインの超え方が突拍子もないところがあって、どういう感情で眺めていれば良いのか? と考えていたところにあのオチなので、三谷幸喜作品の中でも割とトンチキ映画なんじゃないかなと思います。とはいえなんとなく忘れられないと言いますか、印象的なシーンもあってですね。不思議な映画です。大きな声で面白いとは言えませんが、面白くないとも言えず、無でもないと言う。摩訶不思議。
実話を基にした映画とのことですが、後半の展開なんかは超フィクション的作りをしていて面白かったですね。現在私の中で株が爆上がり中のライアン・ゴズリングさんの七変化が見られるだけでもだいぶ面白いんですけど、なんとなくこう人間って変身願望みたいなものを持っていると思うので、主人公の動向なんかを見てると気持ちは分からんでもないなと妙に感情移入しちゃいましたね。と言うか多種多様に性癖を受け入れていく器の大きさ、見習いたい。
まさか令和の世に映画館で『キャンプだホイ』を聴く事になるとは思いませんでしたね(笑)。
こちらの映画は激ヤバ女の日常観察映画のように見えて、実はその激ヤバ女の視点の映画かも知れないぞみたいな映画でして。何言ってるか分からんとは思うんですが。河合優実さんの演じる主人公の言動って側から見たらめっちゃヤバいんですけど、割とそう言うのって当人も理解しているケースってあるんじゃないか? 心では分かっていても頭では制御が難しくてこういう風になっちゃってるんじゃないか? と、ある種心の病について考える機会になる映画なんじゃないかなと思うんですよね。何言ってるか分からんと思うんですが。そんな感じです。
こちら、実話を基にしている映画となりますが、韓国マジでこんな感じだったの!? となるくらいには色々激ヤバすぎる内容でして……。恐らく結構忠実に再現していることもあってか、作品内で繰り広げられる攻防がリアルすぎると言いますか、ひと段落したかと思ったら次の問題が発生してと息を吐く暇もないような緊張感がずっと続くので、2時間21分もある本編も割とすぐに終わっちゃう作品力のある映画です。内容的にもしんどい場面が多いですし、人間の醜さがまざまざと見えるので、気力体力のある時に見てください。重厚。
今までの人生で観てきた映画の中で1番ライティングが美しくてですね、本当に惚れ惚れしながら観賞してました。話の内容としては切ない恋物語と言いますか、複雑な感情の動きが丁寧に描かれている作品で大変良かったですし、田舎特有の嫌な部分とかそう言うのもやんわり描かれていて、『きみの色』と同じく絵作りは柔らかいのにこちらは鑑賞後結構体力を奪われているような作品となってました。思春期の感情って複雑ですし、大人の心のありようも難しいですし、人間って複雑でございます。ちなみに内容とは関係ないですが、パンフレットのデザインが滅茶苦茶可愛かったです。
ちゃんとしっかりB級ホラー映画です。画面作りはリッチではありますけど。
予告通りバレリーナの女の子が襲いかかってくるんですが、バレリーナということもあって、襲い方が優雅すぎてもうギャグになってるところが非常に良かったですね。意外とアビゲイルちゃんの能力がチートですし、最後の方の展開とかはやりたい放題でしたので、複数人で観賞してツッコミを入れるのが合ってると思います。
また章立て映画ですか……と『ニューノーマル』のトラウマが蘇りそうでしたが、こちらはかなりアイデア勝負の作品となっておりまして、先の読めない展開をしていて大変楽しめました。もはや古典となっているような映画の手法を取り入れていたり、ある種禁じ手的な演出もあったりするので、巷の感想を見るとそう言った点でマイナス評価とされている方も多かったようですが、こういった古典的な作りを現代的に昇華できることって大事だと思うので、私としてはこの心意気を買いたいと言う気持ち。というか田中圭さんはああいう役が似合いますし、それがフックにもなってるから凄い。良い役者さんです。
内容自体は悪くはないんですけど、なんと言いますかビジネス的な側面が見え隠れしすぎていて素直に楽しめないという……。今作の大きな要素として「これまでのアニメシリーズと作画が違う」と言うのがあるんですが、巷のぼっちちゃん人気を受けての一般層ウケを見込んでの変更ではという意見とは裏腹に、お胸やお尻などを強調したシーンも意図的に仕込んでいらしゃって、最終的にどうしたかったのかが不明瞭なんですよね。あと箱推しに優しくない(笑)。OVAのNEXT SKYの満足度が高かったので、そことも比べてしまってなかなか評価が難しいところですね。とりあえず2章は2章で楽しみにしておきます。今のところ最終的に「分けなくて良かったやん」ってなりそう感が凄いですけども。
これがみんなが観たかったトランスフォーマーですよ!!(クソデカボイス)
3Dで観賞したんですが、まず映像が超美麗で驚きまして、始まってすぐに世界観に没入できる感じがまず良い。ストーリーやキャラクターも分かりやすく、記号的ではあるんですけど、一つ一つが丁寧に描写されていますし、細やかな点が大事にされていて好印象でしたね。意外とオプティマスとメガトロンのオリジンって描かれたことがなかったような気がするので、こんな切ない別れ方なんだと考えると色々と悲しいんですよね……。前作のビースト覚醒も良かったですし、来てます、トランスフォーマーの波が。
作品が好きな方には申し訳ございませんが、普通です! 普通のタイムスリップものです!!
この作品の評価って「個人制作の割には」って言うのが前提になっている気がしまして、確かにその気持ちは分かるんですけど、そこをクリアしたからといって安易に凄いとは言いづらいと言いますか、正当に評価ができていないような気がするんですよね。ストーリー的に無理のあるところもありますし。とはいえ、本作の絶対的な魅力としては画面から溢れんばかりの時代劇愛だと思うので、その点については手放しで評価していきたいところなんですよね。なかなかこれだけ熱意の伝わる映画ってないと思うので。映画好きだったり、時代劇好きだったりな人にこそ刺さりそうな作品ですね。私はどちらも中途半端なので……。
菅田将暉さんが色んな方面の人にクソデカ感情を押し付けられる映画です(偏見)。
相変わらず画面は暗いし、話は割と突飛だしと黒沢節全開なので、好きな人は好きだし、合わない人は合わないと思います。なんというかどこをどう喋って良いか分からない映画なので、感想が書けないですね。観て感じてください(笑)
実は初見’s MyGO!!!!!。最初観た時は「なんだこのヤベェ女しか出ないアニメ!?」となってたんですが、後編を観て本編を観た今になって考えると、「総集編って言いながら新規カットだらけやん!!」と言うことが分かりましたし、しかもその新規カットがTV版MyGOを観た人にも、これまでバンドリを追ってきた人にも嬉しいカットとなっていて、スタッフの気合いを感じると言いますか、ファンサへの熱意が感じられて大変良かったですね。と言うかあれですね、製作陣はそよさんが好きすぎんか? っていうね(笑)
予告編の雰囲気的にだいぶ暗い話になるのではと心配になってましたが、ちさまひのテンション感のおかげでそこまで重くはなかったですね。とはいえやはり池松さんがヴィランであることで、画面の締まりといいますか、お話の重厚感がこれまでとは大きく異なりますし、アクションについても各々相変わらずガチなので、緊迫感はこれまでの作品以上となっていて見応えがありましたね。男の子は「主人公チームとは異なるけど、どこか主人公達に似ている敵」が大好きですからね! 画面自体もリッチになっていて色々な面で「大きな作品になっちゃって〜」と喜ばしい気持ちでしたね。
ちゃんと続編です! 最近はこういう結構前の作品の続編を作るのが流行ってるんですかね?
前作って意外とビートルジュースおじさんの出番が少なかったと思うんですけど、今回は割と主体的に出てきてくれるので賑やかで良かったですし、死後の世界の描写も実にティム・バートン的でファンとしてはとても嬉しかったですね。個人的にはCGの部分も一部クレイアニメっぽくわざと作っているであろう描写もあり、そこも好印象でしたね。次回作も作るんだろうか。タイトル問題ありますけど(笑)。
小さい頃に観たことあったっけ? 無かったっけ? の狭間を行くくらいには前の映画なので感想は省きますが、映画を観た姉が「人類皆さくらちゃんみたいな心を持った人間だったら世界平和って成り立つと思うんよな」と言ってまして、もげるくらいに首を縦に振ってました。というかめっちゃ作画綺麗。
MVのようなPVのような作品で短いながら魅力がギュッと詰まっている映画(?)です。
上映時間が6分しかないので、映像めちゃ綺麗くらいしか感想が出せないんですけど、とりあえず、同じ回で観賞していたおじさんが終わった後に(もう終わり!?)みたいなアクションされててほっこりした記憶。
謎映画キター! いや、ラブの話です、これは。
愛の形って色々あるよねーって感じの話なんですけど(多分違う)、ストーリーがかなり難解なので、役者さんの演技とか画面の構図とかでなんとか追いついていける感じでしたね。面白いか面白くないかと問われると難しいんですけど、意外と観てられる映画、と言う感想を投げておきたいと思います。
予告を見た時にですね、「いや、思春期の男子の心がこんなに綺麗なわけないだろ!?」と考えていたんですけど、ちゃんと理由があって感心した記憶。ストーリーは分かりやすい割に最終的に何が言いたかったのかと問われると割とよく分からないと言う謎映画なんですけど、個人的には主人公組の言動を見て「これだから男は!!」と言う偏見のような感想を抱いて鑑賞している人に対して、横からぶん殴るように女子の計算高い言動を差し込んでくるところが、流石岡田麿里さんやで、ありがとうとなって良かったですね(?)
なんと言うか良くも悪くもA24映画です。この物語はフィクションですが、事実は小説よりも奇なりでして、『ソウルの春』の後にこちらが上映されたのは少し酷だったかなと思いました。意外とドンパチをしないので、予告編のような派手な戦闘シーンみたいなものはあんまり期待しない方が良いかなと思います。割とロードムービーだぞこの映画。
まさか前編にして起承転結の起がギリギリ起こったかもなと言うところまでしか描かれなくてびっくりした記憶。色々な描写に明らかなアップデート不足を感じるんですけど、まぁ私はまだギリギリそういうノリに耐えられる人間なのでなんとかなりました。柳葉さんはすごく頑張ってると思うんですけどね……難しい……。というか特に書く感想がないんですよねこの作品。2時間何を観てたんだ私は……。
今年の1月にも初見姉を連れて劇場で通常版を観たので、実質3回目のような感じ。真生版はR15指定がかかりましたが、特にこう滅茶苦茶グロくなったとかそう言うことはなくて、どちらかというと色彩設計や背景描写への説得力が増加していて、こっちの方がストーリーにより深くのめり込みやすいのではないかと思います。あまり血の描写などに抵抗がない場合はこちらを観ることをお勧めしたいですね。と言うかやっぱり普通にめっちゃ面白いですよねこの作品。
よくこう、「感動作」って言われると泣けなくない? 現象ってあると思うんですけど、この作品は本当に最後の最後まで爆弾(失礼)が仕込まれておりまして、危うく劇場を涙で水浸しにするところでした。この作品で描かれている親子の風景って、障害があるかどうかとか関係なく、どの家庭にもある普遍的なものを描写しているので、厳密に言うと感動で泣くと言うよりは自らの思い出と照らし合わせて泣けてきちゃうみたいなのが正しいのではないかと思います。役者陣が本当に素晴らしいですし、画面作りも細やかで丁寧で……そういった部分も作品のメッセージ性を高めていると思います。というか、主題歌が反則なんですよね。エンドロールで歌詞が流れるんですけど、内容を見ると映画の内容と照らし合わせて絶対泣くから長く眺められないとかいう謎の戦いを繰り広げてました。とにかくめちゃ良い作品なので、ぜひ皆様ご覧ください。
めっちゃ理不尽映画。と言うか救いがですね、無さすぎると言いますかですね……。磯村勇斗さんの演じる役がずっと可哀想と言いますか、絶対幸せになるべきであろう人間がどうやっても幸せになれない未来しか選択できない状況に身を置く姿が本当に辛くてですね……。しかもただ生きてるだけなのにさらに理不尽が降りかかってきてっていう、監督は鬼畜の方なの? と考えざるを得ない内容でだいぶしんどかったですね。感じる系映画ですので、観たい人は頑張って観賞いただけたらと思います。
あれ? 今年3観たよね? って言うね。続編早。
なんというか前回よりもストーリーや画面作りがしっかりしている気がして、観やすかった記憶です。まぁその、基本的にはグーパンで解決していくスタイルなので、単純明快楽しい映画が見たい方にお勧めです。そういうもんですしこのシリーズ。
世の中には「明らかに面白いとは言えないけど、別に嫌いじゃないよ」って映画があると思うんですけど、本作はだいたいそんな感じです。内容を見るに、恐らく前作の想定以上の世間への影響を見た監督が前作を否定するために作ったよね、みたいな内容になっていまして、色々と苦労が見えますね……。割とミュージカル映画なので、苦手な方は気を付けていただけると良いかなと思います。
堂本剛さんが主演をするなら! 見に行かなければならない! の気持ちで観賞しました。
思ってたよりも真面目と言いますか、理不尽世界というわけではなくて、アートに関わる人間とそれにまつわる世の中の良いところ悪いところを程よい温度感で描いている作品となっております。割と創作をやっている方に刺さる内容が多いと思うので、そういった方に見ていただきたいですね。というか剛さんの演技は相変わらず良いですね。今度はヴィランをやってくれないか。感情が読めない系の(笑)。
実は地元でやらないと思っていたので先に配信で観てしまってたんですけど、一応観に行きました。この作品って訳わからなすぎて怖いんですけど、なんとなく現実感も含んでいると言いますか、絶妙なバランス感なんですよね。短いながら没入感がありまして、映画が終わった後も割とふわふわした感覚に陥るので、まだ映画の中の世界が続いてそうで嫌。とりあえず映画の音響でクソデカノイズBGMを聴けたのが良かったですね。
愛は感じるけど! 愛だけではどうにもならないこともある!(笑)
とにかくCGに全振りと言いますか、ボルテスV自体は超かっこいいんです。必殺技も滅茶苦茶派手だし。しかしその、ドラマパートがですね、かなり冗長と言いますか、もうちょっとどうにかできるのでは? というような長回しが多くてちょっとダレちゃうんですよね。そこがクリアできてるとかなり良い作品だったと思うくらいには惜しい作品でしたね。ちなみにヴィラン側の方が気合い入ってた気がします(笑)。
色んな要素をぶち込んだ新感覚ホラーのような何か。恐らく題材が韓国の方にウケる内容だったんだろうなとは思うんですけど、それにしてもアジア圏の呪術の凶悪性やばくないか? ってなります。ある種呪術廻戦かもしれないこの作品。結構先が読めない作りをしていて、二転三転する展開についていくのに苦労しますが、飽きは来ないと思うのでそれなりに集中力を切らさず見ることができると思います。というかこの作品の俳優さん、日本語上手すぎる。
面白くないわけではないんですけど、どう感想を残せばいいのか困りますよねっていう。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも思ったんですけど、広げた風呂敷の畳み方って難しいよねっていうのが今回もありまして、シリーズもののデメリット部分が結構目立つ作品だったのかなと思います。相変わらずエディとヴェノムのコンビは良いですし、アクションもバリエーションが増えていて良かったんですけどね。難しい……。
グローい!(笑) こちらの作品も『エイリアン:ロムルス』よろしく1と2の間の話ということですが、これまでの色々を観てきているので、「まぁその、ジグソウ可哀想やけどまぁしゃあなしやんな」みたいな感情になるので、どういう気持ちで見たらいいか難しいんですよね(笑)。今回のゲームも相変わらず悪趣味でしたが、なんとなく初めの方のゲームが1番辛そうだったので、後半はグロくても割と見れる謎の現象が起こってましたね。割と1リスペクトと言いますか、オチの付け方が好みでしたので、総合的には好きな作品な気がします。
パンフレットの監督のインタビューで「原作好きな人に「がんばっていきまっしょいじゃない」と言われないように心がけました」と書いてましたが、この作品は『がんばっていきまっしょい』ではないですね(笑)。がんばっていきまっしょいの魅力って今読んでも結構新しいと言いますか、当時としてはまだ珍しかったような要素を結構含んでいるので、どちらかというと原作に寄せた作品とした方が今の時代に刺さるんじゃないかと思うんですけど、そういった要素はほぼないですし、主人公の悦子さんの魅力がかなり失われてますしと、とりあえず舞台装置として原作の名前を借りた何かだと思って眺めるのが良いかと思います。個人的には映画の中で悦子ちゃん家がチラッと映った際に解釈違いすぎる家庭環境が想像されて「この作品終わったわ」ってなってましたね。厄介オタク……。
ちゃんとB級ホラーでしたが、個人的には割と完成度が高くて好みの作品でした。完成度が高いというよりは、割と話がよくできてますし、ジャンプスケアに頼らないホラー演出など安易なネタに走っていないところに好感が持てましたね。というかガラスの靴で大体の悩みは解決できるんですね(物理)。すげー。
実は初見・オブ・ザ・デッド。今ってゾンビものはアイデア勝負みたいなところがあると思うんですけど、その先駆け的な作品の一つとして観ていると感心する要素がたくさん発見できてとても有意義でしたね。全体としては少し弱いと言いますか、後半がよく見る展開ではあったので、前半のワクワク感を引っ張っていってもらえてたらより嬉しかったなといった結論です。
実は初見・トゥ・ザ・フューチャー。USJのアトラクションはめっちゃ乗った記憶。流石にストーリーはおおよそ知っているので、歴史の教科書を眺めるような気持ちで観ていたんですが、ラストの展開は知らなかったので、「なんとワクワクする終わり方!」と今まで見た作品の中でも上位に入る〆の美しさに感動しておりました。懐かしの作品でも名作って楽しく見れますよね。
タイトルが良すぎて観にいきました(笑)。結果割と好みの作品で良かったですね。1969年のイタリアで作られた作品とのことで、美術のセンス抜群なんですけど、「何観てるんだ私は?」とならんでもない謎描写が多くてですね。なかなか困惑しましたが、オチを見て「おー、よくできてるかもしれん?」となる不思議。やっぱりこうなんだかんだいって男は女の誘惑には勝てんわけです。最近なんか多いじゃないですか、ある一定の地位のある人でも性的欲求には抗えなくてトラブルになってるケース。そういうのの戒めでこの作品を観て欲しいかもしれん。何を学べるかはさておき。
題材的にどうしても『七人の侍』とか『十三人の刺客』と比べてしまって、なんだか物足りなく感じてしまう不思議。映像とかは結構派手なんですけどね。規模は思ってたより小さい話でしたが。今回は山田孝之さんと仲野太賀さんのダブル主演ですが、中でも仲野太賀さんの演技の凄みが凄まじくて、その点を観るだけでも価値がありそうです。阿部サダヲさんのちょっと狂気じみた役も良かったですね。
滝沢馬琴ハーレムもの映画です(嘘)。現実パートと虚構(八犬伝本編)パートに分かれておりまして、滝沢馬琴の人生と忙しい人のための八犬伝の両方が味わえるのでお得な作品です。終始滝沢馬琴と葛飾北斎がいちゃついてますし、八犬伝パートは多種多様なイケメン揃いですし、色々と目の保養になりました。個人的には中盤に観にいく舞台での会話劇が非常に良くてですね。創作人も人それぞれ信念があるよねーと1人でめっちゃ頷いてました。ちなみに、一緒に観にいった方がいたんですけど、映画の内容ではなく八犬伝自体のストーリーに怒っていて滅茶苦茶笑いました。許してやってよ。
凄く魅力的なプロットなんですけど、割と中身は普通です。いわゆるモキュメンタリーのような作りとなっていますが、どこまでフィクションっぽくするか、リアルっぽくするかの境界が曖昧なので、あんまり没入はできなかったですね。最後の方は「あれ? 私、コワすぎ観にきてたんか?」ってなるくらいの超展開を見せるんですけど、まぁよし。
開幕からずっとトラブルの宝庫な映画ですので、これいつ終結すんの? と割と先が読めないと言いますか、ひとつ問題が終わったと思ったらまた別の問題が始まった、みたいなのが延々と続くので結構観るのに体力が必要でした。ずっと絶望感が凄いですしね。というか最近また月を題材にした映画って多い気がするんですよね。そういう周期ですか?
予告編のような作品を期待して観にいくと肩透かしを喰らうと言いますか、主題に母親のことはあまり絡んでこないので、結構謎映画です。内容としても仮想現実がどうとかそういうのではなくて、人間社会の生きづらさとか世知辛さとかそういうのに焦点を当てている作品ですので、人間ドラマとして楽しむ勢いで観るのが良いかと思います。鑑賞後に原作をチラッと読んだんですが、流石にこの内容を2時間でまとめるのは無理だろうとなったので、製作陣は色々と難しかっただろうなとかなんとか。
鑑賞時点では初見でしたが、ストーリーの良さに感動しまして、帰宅後すぐにTVシリーズを履修したところ、この総集編は本当にMyGO!!!!!に焦点を当てる再構成を行なっていることが分かって感心しましたし、追加されていたカット全てに無駄がないところも凄いなとさらに感動しました。こういう総集編ってどうしてもTVシリーズを全部観るより情報量って減っちゃうと思うんですけど、この総集編は必要な情報の取捨選択が上手くてですね、スタッフさんの熱意とかそういうのが感じられて大変良かったです。最後のFILM LIVEも良かったですしね。『音一会』良すぎでした。この後私がバンドリ沼に嵌って行くのはまた別のお話……。
シンプルに超わかりやすいクリスマスファミリー向けエンタメ映画です。中身はよくある内容ではあるんですけど、個人的には設定がクリスマス一辺倒ではなくって、童話とか寓話とかそういう要素を盛り込んでいるところが好感持てました。ロック様とクリエヴァのコンビも良かったですしね。頭空っぽにして観てください。
まさか後半の方がトチ狂っとるとは思わんやん……。割と心配するレベルでこの話でいけると思ったの? とか、このカット撮り直さなかったの? とかのシーンが目白押しでして、ラストの展開もなぜそうしたのか心の底から分からないし、前後編にするような中身もなかったしという奇作です。まぁ一緒に観に行っていた方は面白かったと言ってましたし、感性の問題かもしれません。
とりあえず、デケェスクリーンで真田さんが観たいから観たよ! 以外の感想が出てこないので割愛。ドラマ観てください。面白いので。
今2やるの!? と言った具合ですけど、『ビートルジュース』よろしくちゃんと続編でびっくりしました。ちゃんと正統続編として映像も進化してますし(全体的にリッチになってました)、1の時に疑問に思っていた点を地味に回収してくれて嬉しかったですね。個人的にはデンゼル・ワシントンがカッコ良すぎてずっと観てられるなぁと惚れ惚れしてました。というか役者陣全員が良かったですね。というかエイリアンといい、リドリー・スコット監督もイケイケで良いですね。今後も元気に頑張っていただきたいところ。
面白いですねー! やっぱりこういう詐欺師を題材にした作品って一定ラインで面白いと思うのですが、本作も例に漏れず面白かったですね。公務員役の内田聖陽さんも良いですし、岡田将生さんのいろんな衣装は観れるしで画面としても華やかでしたし、タイトルを見てると「おや?」となるような作りをしていて道中の考察も捗るし、と楽しい映画でございました。
原作未読勢の感想としては「作者の思想、強くね?」が真っ先に出てきまして(笑)。なんとなくこう、作者の思う就活システムへの疑問とか社会への不満みたいなものを登場人物に語らせているような印象で、後半の方は「もうこれは1人の登場人物が喋ってるだろ」みたいな感覚で眺めていた記憶。ミステリ的な要素としても、もう少しだけ捻りがあると嬉しかったかなぁという印象でしたので、ライトに楽しみたい方におすすめしたいかなと思います。
めっちゃ怖い(笑)。怪奇的なホラーの要素もあれば、人怖的なホラーの要素も詰め込まれていて全方位嫌な雰囲気の映画で大変良かったですね。結局のところ得体の知れん人間ってめっちゃ怖いんですよね。本作は役者陣のヴィジュアルが不気味なところも良くてですね、よくこの配役持ってきたなと感心しました。あと、この映画もあまりジャンプスケアに頼っていなくて近年のホラー映画は良い傾向になってきているんではないかと思います。個人的に。というかこちらの作品は韓国の漫画が原作なんですね。韓国のホラーって容赦ない感じが良いですよね。手加減というのがあんまり分かってないと思う。恐らく。
思ってたよりずっと面白くて大変良かったです! 昨今、AI生成画像について色々と議論が行われていますが、私自身芸術ってよく分からないんですよね。例えば「実はこれまで我々が見ていた『モナリザ』は偽物で、こっちが本当の『モナリザ』です」みたいなことが起こった時、じゃあこれまで我々が崇めてきたモナリザって価値がなくなるんか? 偽物ってだけで? ってなるじゃないですか。現代でも同じことが言えて、「このイラスト可愛い」と愛でていた癖に実は生成AIで作られてたことが分かった途端にボロクソに叩く現象ってすごく滑稽じゃないですか。騙されたとかなんとか言って。結局人って芸術のどういうところを見ているんですかね? というのが最近の私の中での疑問なんですが、この映画はそういう芸術の価値について問うような内容になっていてそこがかなり刺さりました。内容自体は凄く渋いので、人は選ぶかもしれません。ちなみに、モッくんも渋すぎる。好き。
予告で見た通りの映画ですので、予告で面白そうと思った方は観て損はないかなと思います。分かりやすく感動ものですし、役者陣も豪華ですしで退屈になることはあんまりないんじゃないかと思います。横浜流星さんの七変化も見れてお得。とはいえ結構エグめの描写もあるので、その点だけ注意してくれたらと思います。
デケェスクリーンと音響でサカナクションのライブを観よう!の回です。それ以上でもそれ以下でもなく。サカナクションファンとしてはこうして山口一郎さんが完全ではないとはいえ元気になってライブを行なっているというだけで感動ものと言いますか、ありがとうの気持ちになるよねっていう。あとサカナクションのライブってロックバンドのライブとしてはかなり派手な方だと思うので、映像映えしますよね。上映時間は長めでしたが、大変楽しませていただきました。
人生。大袈裟ではなく。
最初、セリフなしナレーションなしってどうなるの?となってましたが、言葉がないからこその空気感とか、各々の受け取り方の窓口が広がりとかが見られて、話は結構こぢんまりとしてるんですけど、大きく広々とした作品に仕上がっているんではないかと思います。出てくるキャラクターも善人ばかりではないところが妙にリアルで良いですし、画面の細かなところに、個々の生活感が見えたりと様々な点の配慮も好印象でしたね。ちょっとツッコミどころとかはありますけど、ラストの持っていき方で全部どうでも良くなる感じです。ぜひ観てね。
ドラマをあんまり観てない身ではあったんですが、そんなに影響なく鑑賞することができました。割とストーリーが厳つくてですね、よくやるなこの話となりながら観ておりました。若干その、予告を見た感じで(岸辺一徳さんはドラマ映画でまたこの扱いなのか……?)と身構えておりましたが、似て非なる展開をしていて流石にね!? と安堵しておりました。兎にも角にも西田敏行さんありがとうの気持ち。
おしゃれ映画! ストーリーはまぁよくある「新しい人種との共存と差別」といった感じではあるんですけど、とにかく見せ方が洒落てると言いますか、引き算の良さが見える映画です。新しい人類のビジュアルがすごく綺麗に作られているのに、あえて全容を見せない構図や絵作りが丁寧でかなり好印象でした。しかし実際この映画と同じような世界線になった時、自分はどうできるだろうかと考えるとなかなか結論が出なくて難しいですね。意気地のないオジサンなので私は……。
キャラクターはテンプレ的だし、少し力技すぎる展開だし、と目新しいところはあまりない感じのB級パニックホラーでございます。ホラー映画によくあるんですけど、登場人物に感情移入が出来ないので登場人物たちのエモいやり取りを見ても真顔になっちゃうみたいな現象がですね……。主人公が「どうしてこんなことに!!」とかいう場面とか「いや、お前が悪くてぇ」と冷静に考えてしまう感じ。複数人で鑑賞してツッコミを入れるのが一番盛り上がりそう。
鑑賞前から「SONYのMARVELユニバースは終了です!」という情報を仕入れていたこともあって、どういう気持ちで観れば良いんやろか? という思いが先行して楽しもうにものめり込めないぜ! と考えながら鑑賞してました。内容的にもかなりカットしてるんだろうなと思われるような唐突な流れにプラスして、ヴィランがたくさん出てくる割にはみんな魅力的なのに扱いがそれほど良くないので、なんだか消化不良になってしまう印象で勿体無いなぁと鑑賞後に考えてしまいました。役者さんは皆さん良かったんですけどね。難しい……。
今回の実写版についてはビジュアル面で不安に感じる方も一定数いたのではないかと思いますが、個人的にはかなり頑張ってるなという印象で、ストーリーもシンプルに纏めていてとても楽しめました。個人的に銭天堂は「子ども向け笑ゥせぇるすまん」だと思っていてですね、シチュエーションなんかはどこかで見たことあるなといったものが多いですが、今回は小物や駄菓子のデザインも細やかに作られているのでそれを見ているだけでだいぶ楽しいですし、監督が中田監督ですので、ちょっと狂気じみたシーンの上手さが際立っていたところも好印象でした。あと若干の百合。ちなみに個人的にはエンドクレジットで水曜日のカンパネラの曲が流れる時代が来るなんて、と無駄に感動してました。曲も良いですしね。
謎の感動。原作はサラッとしか知らない身ではありますが、かなりオリジナル脚本だったのではないかと思います。原作は色々なフォーマットがあるので、その様式の色んなところを凝縮して一本の話として上手くまとめている印象でした。キャラクターのビジュアルもコスプレになり過ぎないギリギリのラインを保っていますし、演技についても分かりやすく記号的に演じられている印象で、幅広い客層に向けた目配せが出来ていて良いなと思いました。
個人的にかなり好みの映画でして、とりあえずニコケイ可哀そうってなります(笑)。SNSのはびこる世の中ですから、いわゆるバズるということに対する憧れのようなものが人間って少なからずあるかと思いますが、この映画ではそういうバズることの怖さとか、人の身勝手さずる賢さに振り回される主人公の構図が明日は我が身のような気がして悲しくなるんですよね。別にネットでバズったからと言って余ほどのことが無い限りは実生活に影響ってないんですけどね……。ラストの締め方も滅茶苦茶切なくてですね……いろんなところが刺さりました。
だからこう、煽り文句で「衝撃と感動」とかそういうのは使わないほうがいいんですよねっていう。この映画は東日本大震災を題材としているので、まずニュートラルな気持ちで鑑賞することができないこともあって個人的には感動がどうとかそういう言葉でくくるべきではないよなという気持ちが先行してあんまり入れ込むことができませんでした。一応映画的にも演出が上手いとはいえないので、前情報が無くてもあんまり感想は変わらなかったとは思いますけど。ムズイ。
若干の邦題タイトル詐欺(笑)。私は『ソニックアドベンチャー2』が大好きなんですが、シャドウが出てくると言うことで、ゲームの要素も色々盛り込まれていて個人的に大満足でした。ストーリーも画面の作りもスピード感が強くなっていてジェットコースター的に頭空っぽで楽しめる感じです。というか今回はジム・キャリーが1人2役なので色々お得。見た目も原作にかなり寄せてきていて面白いですし。
面白かったです! 忍たまって元から登場人物がたくさんなんですけど、今回の映画はかなり多くのキャラが出てくるので誰が誰かを把握することに時間がかかりそうなところを、役割をわけて分かりやすくしてるのがとても上手かったですね。大きなお友達向けの目配せもちらつきましたが、対象年齢であろう子ども目線でも難しくないストーリーラインで深く考えずに楽しく、感動もできる良い作品でした。っていうかやっぱ土井先生かっけぇ……あまりにカッコ良過ぎて私のようなオジサンでもドキドキしちゃいますよこれは(?)
今年最後の映画これ!?(笑) とは言いつつ、やはりルシファー竜也はデカい画面で観たいだろの精神で観に行きました。予告のとおり、原作要素は毛が生えた程度ですし明らかに規模は小さいですしで、映画感がほぼないんですが、役者さんたちが色々頑張ってた以外は私から何かこまごまと言うものではないというか、なんか語ることもないなとか(笑)。そんな感じの映画です。
以上になります。ご高覧いただき、ありがとうございました。ちなみにこちらのページは当時の感想を基にして2026年7月に作成しております。流石に104作品はやりすぎなので来年は抑えようと思った当時。
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