ごきげんよう。手鞠鈴です。
このページでは、私が2024年上半期(1~6月)に映画館で鑑賞した映画の感想を当社比端的に掲載しています。
2024年上半期の鑑賞作品数は81作品でした。怖いね。
本筋に関するネタバレについては記載しておりません(はず)ので、もし気になった作品があれば、ぜひ各種配信サービスなどでご覧いただけると嬉しいです。
それでは、よろしくお願いいたします。
特に好きな作品やリバイバル上映作品については以下のように色分けして記載しております。
鑑賞した作品の一覧は、ページ下部の「鑑賞作品一覧」からご覧いただけます。見たい記事にジャンプもできるよ。あと、基本敬称略です。
流石に原作は読めてないですが、体感的に忙しい人のための『天龍八部』って感じな気がしますけどどうなんでしょう? 他の方の感想では「ワイヤーとかCGを使ったアクションよりドニーの生身のアクションが見たいよ」といったものも見かけましたが、逆にそういう装飾を使ったアクションが観れて楽しいじゃん、画面も賑やかだし、の精神で観るのが健全かもしれません。個人的にはドニーがアクション中割とニコニコなのでこちらもニコニコできて良きでした。
ステイサム映画です。ステイサム(あとスタローン)が好きなら大満足間違い無しですが『エクスペンダブルズ』が観たいんだ! という方は肩透かし感が強そうです。続編としてではなくステイサム(ステイサムの役名覚えられない現象)のスピンオフみたいに考えるととっつきやすそうかも知れません。ストーリーはベタですけどアクションは相変わらず爆発多めで楽しいので、映画館で観て楽しい映画です。なんだかんだ言ってステイサムは良いぞ。
前作に比べると幾分かポップな仕上がりになっていた気がします。うろ覚え……。
話を聞くところによると、基となっている原作はかなり重いらしいんですけど、シリアスになりすぎない程度に引用してうまく消化しているんだろうな、とか。監督がワイスピと同じ監督なので、一瞬モモアが敵なのか味方なのか分からなくなりそうでしたけどなんとかなりました。これからアクアマンももっと活躍できるぞ! というところまで来ていたのにDCEUは終わっちゃうんですよね……もっと観たかったぜモモアマン……。
去年観てないんかい! はさておき、福原遥さん演じる百合ちゃんが過去に飛ばされる前の一挙手一投足が好ましくなくてですね。そのため、百合ちゃんが良いことを言っていてもあまり刺さらないと言いますか、軽く見えてしまって個人的にはあまり感情移入はできなかったです。なんで過去に飛ばされたのかとかもよく分からないですし、恋愛どうこうの部分も、これは恋愛感情というのか? とか色々考えてたら映画が終わってました。ちなみに一緒に観に行った方も「戦争怖」という感想が真っ先に出ていたので、お互いに恋愛云々にほぼ興味がなくて笑いました。結果的に軍服の津田寛治さんが拝めたことと福山雅治さんの主題歌で元を取った感じです。『想望』はガチで良い曲ですので、皆さん聴いてくださいね。
ミステリーとしてどうこうというよりは、設定にやっぱり結構無理があるよなといった具合で、「人が死んでるかも知れないんだからどんな状況だろうと警察とか呼ぼ!?」となる状況でもそのまま話が進んでいくのが凄く怖い()。画面の感じとか見せ方とかもなんとなくこういう感じだったらオシャレでは? みたいな表現が多かったような気がします。ひねくれてる私が悪いんですけど。一緒に観た方が割と東野圭吾作品の映画ならなんでも大丈夫、みたいな方だったんですが、最近改めて感想を聞いたら「内容覚えてない」と言ってましたので、多分そんな感じの映画です。
カラオケで熱唱するイ・ビョンホンが観られるのは『コンクリート・ユートピア』だけ!!(他にもあると思うけど)
いわゆるディストピアもので、話も結構ベタめではありますが、韓国映画特有の登場人物にじっくり焦点を当てる構成で観ていて飽きなかったですし、個人的にイ・ビョンホンが好きだということもあって「『非常宣言』の時はあんなにカッコ良かったのに」とか頭に浮かべながら楽しく観れました。とはいえこの時期は能登半島地震がありましたらから、手放しでは楽しめないと言いますか、本気でこの状況があり得るからなとか。まぁ色々です。
役所広司さんが起床して布団を畳み、歯を磨いて植物に水をやり、自宅を出て空を眺め、自動販売機で缶コーヒーを買って車に乗り仕事に向かうという序盤のシーンから「もう映画代の元取れたじゃん」ってなるくらいには凄く全体の雰囲気が良い。個人的におおよそこういう感じの映画なんだろうなと考えていたストーリーとかなり違っていたんですが、その内容が『PERFECT DAYS』というタイトルに深みを持たせているようで非常にマッチしているなとか。ちなみに役所広司さんを始め出演者がかなり豪華でこの辺りも結構ビックリしましたね。
2016〜2017年に公開された三部作については正直なところ、当時シャフト大好きだった(今も好きよ)私でも、明らかに尺を伸ばすための長回しが多すぎてかなり残念な気持ちで映画を鑑賞した記憶があったので、今回の総集編でそういうところが解消されているんだろうかと期待していたのですが、そんなことはなかったですね。原作と比べてやっぱりかなりの会話が削られていて前後の話が繋がりづらいシーンが多く、どこをどう観たら良いんだろうかとヤキモキしながら鑑賞した記憶です。どうしてこういう感じになったのか知りたくなったので、後日パンフレットを購入して監督のインタビューを読むと、私の求めていた方向性と真逆の方向を目指して制作したことが分かったので、じゃあ合わなくてもしゃあないかー。と納得したので、これはこれで良しとしておきます。
人間は好きなことだけでは生きていけない、というのをまざまざと見せつけられる映画です。好きなことして生きている人もたくさんいるでしょ? とかそういうことではなく、「好き」を本当に突き詰めると寝るのも無駄、食べるのも無駄、他人と関わるなんてもっと無駄じゃないですか。でも人間、食う寝るしないと死ぬし、誰かの助けがなければ基本生きていけないし。とはいえ、そちらにリソースを割くと好きなことには打ち込めないし……みたいな。主人公は才能があるし、周りの人間に恵まれているんですが、そういった環境を活かす術を知らないので思った風に人生が進まない、だから人生が辛い。観ているこっちも辛い。そんな感じ。創作する人間が観ると結構精神がやられそうですが、かなり身にはなると思います。役者陣の演技もとても良いですよ。
私のオールタイムベストの一つですし、なんならアニメ映画の中で1番好きな作品なので、あまり多く語っても仕方ないんですが、いつか大きなスクリーンで観てみたいなと思っていたので本当に嬉しい気持ちで鑑賞できました。ありがとうリバイバル上映。今回初めて観た姉にも「20年以上前の作品なのにめっちゃ新しいじゃん」と100点の感想をいただけたのでニコニコでございます。みんなも観てね。
ほぼずっと2画面で展開される映画って観たことなかったので、超新鮮! の気持ちだったのに内容が重すぎると言いますか、何見せてくれてんねんという気持ちに切り替わるという。まじで老後の2人暮らしになるとこう言う感じで一生を終えるのかしら? と考えると健康に生きていきたいところです。……多分こんなふわふわした感想してるの私だけだと思いますけどいや、色々言いたいことはあるんですよ? ネタバレがですね……。
こちらの作品は実際にあったFBIの尋問記録そのまま再現している映画ですので、特に派手なアクションとか心理戦とかはないんですけど、劇中ずっと半端なく緊張感があります。尋問と聞くとかなりきつい言葉が飛び交うのかと思ったんですけど、凄く丁寧なやりとりと言葉遣いで驚きました。とはいえ尋問相手を緩やかに追い詰めていく感じはまさにリアルで、尋問される側は精神的にきついよな、私はすぐに喋るぞ。とか腕組みながら鑑賞してました。なんやねんこの感想。
今のところ今年1番です。恐らくBL的な要因で結構賑わっていたようなんですが、個人的には昔、声変わりをした際に周りの人間に「声がキモい」と言われた経験がある身ですので、変声期に悩む男子について綺麗に描いてくれていることがとても好印象でした。あと謎の感動。綾野剛演じる成田さんは原作と少し違う箇所がありましたけど、原作のちょっとノンデリな感じの発言はしなさそうだなと感じられる塩梅のキャラクターになっていて聡実くんとのバランス感も絶妙でしたね。メインの題材もカラオケですので、老若男女が楽しめる作品だと思います。ぜひ観てね。
観る前に「めっちゃ怖いよ」との評判を受けていたので身構えていたんですが、やはり他人の意見を聞いてから観るものではないなということであまり怖くはなかったです。とは言っても昨今のホラーは怖さだけを求めるのももう時代遅れだと思うので、ちゃんと中身も見るようにしているんですけど、今作はいわゆる海外版降霊術の心霊的な要素に割とグロっぽい描写にと、色々なホラー要素を引っ張ってきているなといった印象です。とはいえ総合的に見て意外と普通だったなで終わった気がします。やはり怖さも多少は必要なのかも知れません。
めちゃ良いライブ映画です。好きな方には申し訳ないのですが、昨年観た『中島みゆき 劇場版 夜会の軌跡 1989~2002』が全然ハマらなくて、こういったライブ系ってどうなんだろうかとなっていたところ、今作はスタートから終わりまでどっぷり福山づくしですし、曲ごとのぶつ切り感もほとんどなく進むので、ボルテージを保ちながら楽しむことができます。特に『想望』から始まる後半パートがめちゃくちゃ良いです。チケットの料金はお高めでしたけど、映画館の音響と画面で観れるなら安くね? と一緒に行っていた方も私もテンション爆上げでした。
公開前は色々言われていたこともありましたが、理想の実写化作品だと思います。姉が原作を読んでいたので、私は逆に原作ミリしらで観に行った後に原作を読んだんですが、「ここまで原作に寄せる!?」と本当にびっくりしましたし、とはいえ映画の尺的に簡略化できそうなところはしっかり省いているし、と取捨選択が上手な映画ですね。正直今作をお手本しろと言うのは色々と酷(丁寧が故に話の進む速度が遅いこととか)ですが、原作リスペクト具合は真似して欲しいなと思う次第です。あと、山崎賢人が好きになります。めちゃくちゃ頑張ってるので。
セックスはスポーツです(?)
細かな装飾品や衣装、世界観何もかもが鮮やかでエンドロールも凝ってるし、画面の絵作りも大変好みでした。話としてはフランケンシュタイン博士的なやつなんですけど、とりあえず性への目覚めからのアクティブ感が異様に高くて笑うと言いますか(エマストーン、頑張ってんなぁ)みたいな気持ちで観てました。どうやら原作の一部分を切り取っての映画化だそうで、原作もめちゃ面白いらしいのでまた読んでみたいですね。
20年マジ? みたいな心になりますけど、意外と話自体は覚えてまして、違和感なく鑑賞できました。当時のファン向けと言いますか、大人向けの仕上がりになっていつつも「男の子ってこういう展開好きでしょ?」みたいなお約束なシーンもあって、ヒーロー物としての華やかさもあったような気がします。他の方の意見で「子供も見るかもしれないんだから、あのシーンはちょっと……」みたいなのがあったんですけど、そのためのVシネだったり映画だったりなので、大人がしっかりゾーニングしなさい、それを映画の批判に使うんじゃありません、の気持ち。
私は『ゆるゆり』も大好きですが、『大室家』はさらに好きで、映像化というだけでも大変嬉しいなという気持ち。かなり原作に忠実なアニメ化ですが、こことここの話を繋げていくんだ、みたいに綺麗に話の流れを作っていて面白かったですね。特に映画館で観てどうこうって作品でもないですけど、デカいスクリーンで好きなキャラが大きな声でやりとりしてるだけで満足できるやつ。
率直に言うとゲームの方が10倍くらい怖いです。が、全年齢向けホラーですので、極端に怖いシーンは元々無いものと考えていたこともあって特に気になりませんでした。ゲームで言うところの監視要素があまり含まれていなかったので違和感はありますけど、ストーリーは色々と頑張っていたような気がします。友達とかとワイワイ見るホラーって感じですね。
ムロツヨシパワーを遺憾なく発揮している映画です。割とトンデモ設定感がありますけど、ストーリーの本筋は史実に添いつつ、IFとして「実はこういうストーリーだったのかもね?」的な作り方をしているので、結構しっかりしてる映画です。矛盾点をそんなに感じないなと言いますか。まぁ私が割と勢いで押していく作品が好きなだけかもしれませんが。
あまりガンダムは通っていない人間ですが、何故かSEEDは全部観てるとかいうよく分からない状況で観に行きましたけど、個人的にはとても楽しめました。シリーズが好きな方としては、この展開どうなの? みたいな箇所やラストの大事なシーンで何やってるんだ! みたいな意見もあるかと思うし気持ちはよく分かるんですけど、「なんかスタッフさんとかみんな楽しそうやんな」が先行して最終的にはニコニコだったので、もうなんでも良いやってなってた感じ。割とバカ映画だと思います。うん。
恋愛ものだと思って観に行ったら全然違っていて、友情物語といった雰囲気の映画でした。人生ってどういう環境に身を置くかっていうのが大事だと私は感じているんですけど、どうしても自分の納得のいかない状況に行き着く時ってあると思うんです。色々と障害があるとより濃く。とはいえ生きていくためには受け入れていくしかないみたいな。この作品はそういった「受け入れること」や「適切な距離感」について丁寧に描いていますし、登場人物の行動にあんまり作り物感が無い感じが良いですね。人間関係疲れている方とかに刺さるかも知れません。おすすめです。
観る前から(多分良く分からん映画なんだろうな……)と高を括っていたんですけど、本当に訳の分かんない映画で笑いました。ただ世間で言われている「懲役3時間」という風には思わなくて、「しっかり3時間よく分かんない映画」です。何が違うのかとか言わないで。途中まではあんまりアリ・アスター監督っぽく無いかもと思っていたんですけど、途中からやりたい放題になってきてラスト手前あたりはだいぶキてるなこれ、とニコニコしながら観れました。やっぱりこう、この監督の描くストーリーは家族の呪縛的なところが一貫しているなぁと感じたりなんなり。
去年も観た()
こちらの作品も私の中で好きすぎる作品なので中身の話をするとキリがないので割愛です。本当にいつ観ても怖いし、アニメで出来る演出をふんだんに使っていて好きだ〜ってなりますね。
でかいスクリーンでフェルメールの絵を観て解説を聞いて知った気になろう! みたいな映画です。悪口では無いですよ。
フェルメールの絵って光と影の表現の美しさが最高峰だと考えているんですけど、その辺の技巧について細かく観ることができるので、芸術をやっている方はずっと楽しいと思います。近年の考察に関する説明や近代の技術を使って制作工程を紐解く場面もありますので、ある程度知識のある方も得られる知見があるのではないでしょうか。曖昧。
実は原作未読。知人に「観に行け」と言われたので観に行ったんですけど、原作を知らずとも楽しめました。随所に多分原作読んでたら面白いんだろうなー! みたいな場面がありましたし、聞くところによると追加のシーン? もあるみたいで原作読んどけってお前! ってなってました。あとはなんとなくギャグの差し込みのタイミングが少年漫画というよりは少女漫画っぽい気がして面白いなとか感じてました。『エースをねらえ!』世代ではないですからねちなみに。
多分こういう感じなんやろな、を綺麗にやってくれる映画です。それ以上でもそれ以下でも無いと思います。ストーリーの先が読みやすいので(というイキリ)出演されている役者さんのことが好きなら各人の演技を観て楽しむのが良いかなと思います。ちょっとグロ要素があるので、苦手な方は注意してください。しかしまぁあれですね、宣伝文句の「ラスト1秒、あなたの愛が反転する」ですけど、やっぱりこう言うのは良くないですね。面白さが半減するというか。
ベタベタにマブリーのアクション映画なので、マブリーが好きならそれだけで満点ですね。今回は日本も舞台の一つなので、青木崇高さんや國村隼さんも出てくる(お二人とも好き)ので画面を観てるだけで楽しいです。全体的に筋肉で解決していくので、難しいことは考えなくて良いのも良い。そんな感じです。すまんがそれ以上の感想が出ないくらいシンプルなんだ。許して。
ハッピーな映画です。画面の華やかさとかストーリーのポップさとか。スパイ物と言われると(?)ってなるかも知れませんけど、大半のスパイ物ってあんまスパイしてないもんなと思えば問題ない感じですね。超フィクション寄りですし、なんならフィクションの中でフィクションの話をするので、細かなところが気になる人には向いてないかも知れません。個人的な感想としては「ヘンリー・カヴィル、顔面あんなに好みなのになんか腹立つな」が1番かも知れません(笑)
正直なところ、映像がやばすぎてそれ以上の感想が出てこないなと言うのが本音です。よくやったなこれ、という感じの映像が目白押しですし、今まで観てきたドキュメンタリー映画の中でも相当エグいです。軽い言葉ですけど、生まれた場所や育った環境でこんなにも世界が変わるのか、絶対同じ人間でも脳の構造が異なってくるだろとか、単純にしんどくなるんですよね。観たい人だけ見てくれ。
観た直後の感想としては「本当にこんな風に助けられたならそりゃあ1人でも助けに行くやろ」みたいな感じです。説得力が凄い。救出劇に至るまでの描写がかなり丁寧で、観てるこちら側としても(途方もないな……)となるので、主人公が救出に至るまでの障害とかハードルにぶつかった時にあれだけ取り乱すのも理解しやすいのが良いなと思います。意外と画面が派手な作りなので、飽きづらいと言うのもあるかも知れません。と言うか現実怖。絶対にあのような状況にはなりたくない……。
姉と同じ感想だったんですけど、鑑賞後に「無」を久しぶりに味わったと言いますか(これはなんやったんや?)というところ落ち着くという。つまらないわけではなくて、なんか無なんですよ。気持ちがわかる方に会いたい。まじで。ちなみにこちらも姉と同じ感想だったんですが、ブリトニー・スピアーズの『Toxic』が流れた時が1番テンション上がってました。弐寺のCS IDX REDのやりすぎですこれ。
観た直後に「『ボーはおそれている』で「もう今年はこういう映画観んやろ」と思っていたのに、なんですぐに同じようなのが来るんだよ」となって劇場出た後に1人で笑ってました。監督さん曰く「A24っぽいものにした」とのことでしたので、私の考えは間違ってなかったようでした。日本のジメッとした怖さとA24のどこかよく分からん怖さみたいなところのごっちゃにして面白い感じに仕上がっている映画です。オチの付け方も個人的には好みなんですけど、純粋に怖いを求めると物足りないし、ストーリーを楽しむにしてはちょっとのめり込みづらいし、といった感想に落ち着きやすいかも知れません。変わったホラーが観たい方向けかも。
予告動画とかで、主人公の謎がキーになりますよ、的なアピールがあるんですけど、正にその通りでかつ一筋縄ではない構成で、正直めちゃめちゃ面白かったです。主人公の謎は実は私たちには結構すぐに分かるんですけど、分かっているからこその楽しさ、みたいなものが全面に出ているのが良いです。あと画面が暗いシーンが多めですけど、ちゃんと観やすいライティングにしているのもポイントが高いです。最近は真っ暗すぎて分からない映画が多いですからね……。サスペンスやスリラーがお好きな方はぜひ観てみてくださいね。
原作YouTube、小説、あと偽物も摂取してから観に行きました(漫画は未読)。初見の感想としては「この雨穴さんなら「栗原ぁあ! 窓ねぇゾォぉお」って言うやろ」でした(笑)。原作はジメッとした恐ろしさが魅力的ですけど、やっぱり映像にすると地味になるので、派手にしようと思ったらこうなりますよねといった感じなので、別物として考えると良いかなとか、原作小説の先の話はこうなるのかもね、くらいの考え方が良いかなとかそんな感じです。ちなみに一緒に観に行った方(原作ミリしら)は「ミステリーだと思って観に行ったらホラーだった」といってました。そうね。
実は初見。私観に行った回で初見の人多分私だけやろとか思いながら観ました。観に行く前に1期2期を観てから行ったんですが、「まだこの話掘り返すの?」みたいなツッコミは入れざるを得ないなと思いつつ、でもやっぱり作画や3Dのクオリティがテレビシリーズとは比べ物にならないので、ニコニコしながら観ることができました。ストーリーもちょっと意外な伏線みたいなところがあって楽しめました。ちなみに4DXについては、初手めっちゃ揺れるし雨にも降られるし紙吹雪は飛ぶしではちゃめちゃでした。
オチの流れは読みやすかもといった感じですけど、道中の演技合戦が面白いので全然飽きない映画です。特に岡田将生さんについては「スタッフが着せたくてこの衣装着せてるやろ、似合う〜!」みたいな感じで華やかさが際立っていて良いですし、江口洋介さんも渋カッコよくて素敵。もちろん主人公の男の子役の羽村仁成さんも凄く演技が良くて良かったですね(語彙力)。画面の感じも彩度を抑えた色作りで渋いんですけど、その分しっかりと鮮やかなシーンとのギャップが生まれていて良きでした。余談ですけどパンフレットが高級。値段が。
終始暗いストーリーなはずなのに、観終えた後の高揚感というか抜け感が良い不思議な映画です。ドッグマンの行動一つ一つが興味深いですし、かなり芯の強いキャラクターですから、「ドッグマンがんばえ〜!」というよりは「あいつならこうする」と謎に後方有識者面ができてしまう魅力があります。あとやっぱりワンちゃんがめちゃくちゃ可愛いので、その点が暗いストーリーを和らげてくれているところはあるかも知れません。色々と情緒が面白いことになるかも知れませんけど、不快感はないので興味があればぜひ。
おもしろーい! ちなみに原作未読。なんとなく何故か浅尾いにお先生の作品に触れていない(『おやすみプンプン』くらい)ので、もしかしたら肌に合っていない説が自分の中であったんですが、全然そんなことはなかったですね。ストーリーの厳つさもそうですけど、何よりキャラクターの魅力……というより幾田りらさんとあのさんのボイスの力が凄い。作品の魅力の7割を支えているといっても良いと思います。この先どうなるの〜!? のお手本のような終わり方ですし、主題歌はどこからどう聴いてもTK節だし、と最後まで面白いですよ。
また実話系です。予告編のポップさと比べて話の内容は結構真面目です。主人公のカリスマ性についてどうこうという話ではなく、正直とは、誠実とは、みたいなところに焦点が当たっている感じで、最後の方の展開については「(全くではないだろうけど)後ろめたいことや嘘がない人間は強い」と感じられて、決してすっきりとする話ではありませんが、腑に落ちるところが現実的で良いなと思います。っていうか株ってよく分からないわほんま。
何が関心したかっていうとパンフレットですね(?)。なぜならストーリーにほぼ触れずにページを埋め尽くしているところが凄いし、言葉選びが絶妙。つまり何が言いたいかっていうと、映画に対して特に言うことがないということですね。とりあえず『ヴァチカンのエクソシスト』でラッセル・クロウが好きになったからといって油断するなということかも知れません。私じゃん。
超不条理映画。主人公は急に狙われるし、あんまり主人公と関係ない人も狙われるし、といった具合でずっとしんどい。いわゆるシチュエーションものなので、ストーリーの奇抜さというよりは狙われる側がどう切り抜けるのかとか、逆に狙う側はどう攻めるのかとかそういう攻防を楽しむところだと思うんですけど、後半割とパワープレイなので、ここまでの流れはなんぞやという気持ちにならなくもないですね。理不尽な話が好きな方におすすめ……おすすめか?
やりたい放題(笑)。昨年の映画もやりたい放題でしたけど、今回の方がもっとやりたい放題で笑いました。もうなんというか、ツッコミとかそういうのはどうでもいいんでとりあえず楽しんでくださいまし、みたいな内容なので、頭空っぽでいいです。とはいえ結構後から考えると「あーあれってそういうことかー」みたいな場面も結構あるので、その辺の塩梅がとても上手な映画だと思います。そろそろコナンも予習してないと色々楽しめないかも、みたいなラインに近づいている気がしますね。まぁ、好きなんですけど。
ようやく上映かい! ということで、わざわざ遠方まで行ってIMAXで観ましたが、結論から言うと「別にIMAXじゃなくてええやろ」といった感じでしたね。例の如く実際にあった話なので、面白い面白くないといった話ではないのですが、観に行く前に仕入れていた感想の「原爆による被害の悲惨さを伝える描写がない」とかそういうところについては仕方がないと言いますか、この作品の登場人物は実際に現場にいた人が恐らく居ないだろうからそういうシーンは挟めないでしょう。だってみんな現地のことなんて分かってないんだから。私も分からないし。みたいな気持ちにはなりました。あくまでもオッペンハイマーについての話なので淡々と、こんな人物で、こんな人生だったよ、を観る映画です。割とそれ以上でもそれ以下でもない気がします。そんな感じ。
何故前作を観ていないのに観に行ったんだい? みたいな立ち位置の人間の感想としては「ベタで良き」みたいな感じでした。主人公のマッケナ・グレイスを始め、基本キャラがみんな可愛いので肩の力を抜いて観れます。とはいえやっぱりこの手の作品は一人で観に行くよりは家族とか友達とかと観に行くのが良い気がします。1人で観た私は泣いていいかも知れない。知らんけど。
ちゃんと海外産ホラーって感じなんですけど、どちらかと言うと「ダミアン君爆誕!」みたいな内容に感じられて、観終えた後も割とテンション高めでした。とはいえ観た時の回が私一人だけでして、ホラーは好きですが得意ではないので(うぇ〜)となりながら鑑賞していたら、途中で明らかにこちらに対して目配せしてくるシーンがあって心の底から「止めてくれ、怖いから」ってなりました。あとエンドロールの曲が怖すぎます。7.1chで聴くもんではないです。まじで。
思ってた映画と違うんですけど! みたいな感じ。てっきり貴公子のお兄ちゃんがバンバン人を殺しながら、最終的にはダークヒーローになるみたいなストーリーラインかと思っていたんですけど、とりあえずこの貴公子のお兄ちゃんが変な人で面白いです。何より行動原理が分からないので、なぜこのようなムーブ? っていうか何者やねん、が割と長く続くんですけど、最終的に色々判明した時も「結局は変な人では!?」という感想に落ち着くが故、多分変な家より変です。なおオチの付け方がとても好き。
情報が解禁されたときは「大丈夫なのかこれは……」と心配だったんですけど、中身としては現代的な演出といいますか、時代に則した作りをしていて結構関心しました。序盤の「このままだと分からんと思うんで、現代っぽくしますね」みたいな流れとか、CGの「これはまぁいうて幻覚なので、安っぽくてもそれっぽいでしょ」感が絶妙に上手で想像以上に楽しめました。
『ゴールデン・カムイ』で株を爆上げしている山崎賢人さんも良いんですけど、敵候補の面子が悪役が似合う役者さんしかいなくて先が読めないところも大変良いですね。主題歌のBUMPも大正義なので、それだけでも良い感じ。色々宣伝まわりで損しているようないないような……。
言ってしまうとベタな展開をするループものではあるんですが、ベタだなぁと思うまでのストーリーラインが面白くて、ギャップが楽しめて良い映画です。あんまりストーリーを話すとネタバレが凄いので、あまり詳しく書けないのが勿体無いんですが、とりあえずバカスカ殺される伊勢谷友介さんが面白いといいますか、似合ってんなぁとなるのでそこも良いポイントですね。主人公の若葉竜也さんも良い演技ですので、2人の掛け合いを楽しんでいただきたい作品です。
まずナマケモノがCGではなくパペットなのが良いですよね。そこだけでポイント高いです。ちなみにストーリーが馬鹿なので()その辺はまぁ良いとして、「ナマケモノくん意外と策士ねあなた」みたいに意外と捻ってきているところも面白いです。まぁその、ここで言うところの面白いは「B級映画として」なので、普通の面白いとはベクトルが違うので気をつけてくださいね。ちなみに後半は「まだ展開あるの!?」みたいに節目が多いので、ちょっと疲れるかも知れません。
今のところ今年一番バカ(超褒め言葉)。
もう人間いらんやろみたいなくらいにコングがイキイキしてますし、ゴジラもなんやかんやテンション高いし、モスラはメインヒロインだし、というモンスター好きならそりゃあ楽しいよといった具合の映画です。なんというか内容としては規模のでかいヤンキー漫画みたいな感じで単純明快なので、とりあえず眺めておけば良いです。深く考えるな。
現代恋愛映画だなぁ、というのが真っ先に出てきた感想。現代人ってなんとなく「幸せすぎると怖い」みたいな感情を持っているような気がしますし、何をするにも「他」の影響が大きな割合を占めたりするし、といったような現代っぽい悩みとかしがらみとかを表現しつつ、そこからどう主人公達は選択をしていくかを描写している気がして、フィクション味も強いですけど、意外と気にならないユニークな作りで楽しめました。ただやっぱり単純な恋愛ものではないので、合う合わないはかなり分かれそうだなといった具合です。ちなみに主題歌大正義です。めちゃ良。
いわゆる法廷ミステリーですが、この手のジャンルは観ているこっちも「これ本当にそうなんか?」と傍聴人のような感覚に至れるので楽しいですね。話は重くなりがちですけど。役者の皆さんの演技が凄く良くて、こういう言い方はアレですが、何故か全員微妙に感情移入できないところが良いです(笑)あと、個人的にはオチの付け方が好きですね。頭を回転させたい方はぜひ。
原作は正直、打切りになったんか? みたいな終わり方ですし、基本地味なのでこれをどう映像化するの? と気になっていたところをアイドル活動描写を増やしたり、要らないところを端折って足りなかった部分を補ったりして良いバランスにしていたと思います。ストーリーにばかり言及されているので「映画の構成どうなん?」とか「途中から作画のクオリティ落ちてない?」とかの話題がないところが不思議ですが、その辺を考えてるのは私みたいな一部の厄介な人だけかもしれませんのでまぁ良し。映画観て刺さった方は原作も読んでみてくださいね。色々保証はしませんけど。
所謂感じる系の映画。あまり語られないストーリー展開なので、頭を回転させながら観てるんですけど、でも映る映像は???で、みたいな。というか介護が絡む作品のイケメンは自家発電の描写を入れられる定めなのかい? 暗黙の了解でもあるのかい? とかよく分からない感想が出ている時点で何も考えられてないのかもしれません。松本まりかさん、昔は魔法の呪文を唱えたりしてたのになぁとかそんな感想ばかり。雑念だらけでは?
まず設定が厳つすぎる(笑)
あらすじ的に主人公がどんどん悪い方向に堕ちていくんだろうか? と考えていたのですが、別のベクトルでどんどん悪い方向に物語が進んでいって「そういう感じ!?」とか驚きながら眺めていた記憶。ちなみに映像的な話をすると割と彩度高めにチカチカするシーンがあるので、苦手な人は苦手かも知れません。お気をつけください。
こういう少し期間が空いてからのシリーズ物ってよく「今はそういう時代じゃないんだよ」とか「身体の衰えが」みたいな要素が組み込まれがちですけど、そこはあぶ刑事、タカ&ユージは現代でもイケイケです! それだけでだいぶ個人的には嬉しい要素でしたね。ストーリーもベタではありますが、お約束をしっかり織り交ぜつつありきたりではない感じで良いですし、何より導入が本当にカッコいい。まぁ私がイケおじ好きなので余程のことがない限りニコニコできるのであんまり参考にしないでください。
滅茶苦茶丁寧な映画です。丁寧過ぎて物足りない、みたいな意見が出ても仕方ないくらいには丁寧ですが、しっかりした作りにしているからこそ、ラストの展開はしっくりくるものになっていると思います。「復讐劇」が宣伝文句の一つとなっていますが、そんなに派手なアクションは無いのでその点は先に頭に入れておくと観やすいかもしれません。とはいっても草彅剛さんと國村隼さんが囲碁してる描写だけで面白いので、ここだけ観てもらうのでも良いかも知れん。
私が普通にウマ娘が好きなのであんまりアテにしないでいただきたいですが、正直今年観たアニメーション映画としては一つ頭抜けてるくらいにはめっちゃ派手な映画です。導入がカチッとしていてイケイケですし、各種演出(特に光の表現)も華やかなので大きな画面で観て楽しい作りになっています。若干キャラクターとかウマ娘の世界観を知っていないと難しいところもあるかも知れませんし、「史実はこんなんじゃない」みたいなところもあるかと思いますが、なんか馬耳の生えた女の子が走ってるわ、くらいのパラレル感で楽しんでもらえたら良いかなと思います。
癖が凄い(褒め言葉)。大正ロマン×スチームパンクを更にごちゃごちゃにさせたような世界観で、観る人によっては心に深く刺さる作品だと思います(私も大分刺さってます)。だいぶ独自設定が濃い作品ですが、この作品の後に『クラユカバ』を観ると、『クラメルカガリ』は見せ方をとてもポップにしていると言いますか、取っ付きやすくしているなといった印象ですね。予告を見て「好きそう」ってなった方は観て損はないと思います。あとオーイシマサヨシさんの主題歌がバチバチにハマっていて良いですよ。
こちらの方が『クラメルカガリ』よりも先に制作されていたようですが、劇場の上映スケジュール的に後からこちらの作品を鑑賞しました。『クラメルカガリ』も世界観が独自的ではあるのにこちらの方が独自色が濃く、話ももっとアングラなので、より人を選びそうな気がします。個人的に『クラメルカガリ』→『クラユカバ』の順で観て良かったかもなと思う反面、逆の場合はブラッシュアップ感を楽しめそうで、それはそれで良さそうだなとか。ちなみにこちらの主題歌はチャラン・ポ・ランタンさんですが、こちらもバチバチにハマっていてめちゃ良です。
前章が凄かったこともあってか、しっかり伏線を回収して綺麗に終わるのにもかかわらず、最終的に良くも悪くも普通に感じてしまうという不思議。ストーリーに撚りを求めるのはあまり好きではないですが、前章があまりにも話題盛り沢山だったので、後章は同じ時間でボリューム感がそこまでではないのでそれが普通と感じる要因かもしれません。ちなみに主題歌がとても良き。聴いてね。
フューリーロードのヒャッハー!感を期待しすぎるとあまり楽しめないかもしれませんが、マッドマックスの世界観が好きだという方は今作で奥行きが更に広がって、よりシリーズが好きになるのではないかなといった感じ。割と「フューリーロード、もちろん観てるよね?」みたいなところも見受けられるので、前日譚とはいえ一旦前作は観ておくことをおすすめします。
面白い面白くないの話をする作品ではないですし、こういう風にレビューのようなものを書くこと自体がなんだかんだ言って他人事と言いますか、遠い世界の話としてこの映画を捉えてるようで嫌だなといった具合です。音の効果が凄いので、良い音響で観るのが良いかなと思います。より嫌な気分になれるので。
ファンサ映画! ジャッキー好きには堪らない内容だと思います。「ジャッキーのこういうところ見たくないかい?」が目白押しなので、若干ストーリーが散らかってますけど「許す」となるゴリ押し具合です。個人的にはどう見てもジャッキー1人でアクションしなくても良い状況なのに意図的にアクションせざるを得なくしてる場面にスタッフの愛を感じました。ジャッキー自身は大変かもしれませんが。
普段こういうジャンルにはあまり触れていませんが「平泉成さんが主演やぞ」の精神で鑑賞しました。お客様のためなら寝ずに働くとか、結婚式はやった方が良いよとか、今の時代に少しそぐわないかもなぁみたいなところはありますが、私が昔と現代のちょうど中間くらいのおじさんなこともあって拒否反応も特になく観れました。平泉成さんはそんなに喋らんかったけどな。オーラで語るぜ。
普通にホラー。脅かし系が苦手な人は観るのが大変かもしれません。70分くらいで短いですが、丁寧な間とストーリー展開でオチもしっかりしてて良きです。あとやっぱりマキシマム ザ ホルモンの曲を映画館の音響で聴くのは好ましい体験ですね。生田斗真くんの歌声も久しぶりに聴けましたし(土竜の唄の時以来くらい?)ニコニコでした。
鑑賞後は「己の普通と他の普通の距離感にいかに互いが寄り添えるか」みたいなことをゆっくりと描いている作品だなぁと感じましたが、他の方の感想を見て一旦原作も読んだところ、なるほど原作の世界観とは少しベクトルが違うかもなと感じましたので、原作が好きな方は観るのがしんどいかもしれません。新垣結衣さん自体は凄く良いんですけど、原作のマキオさんのイメージとは違うかもなとか。原作を蔑ろにしてるわけではないので、亜種として観るのが良いかもしれません。
個人的には『ボーはおそれている』とは違うベクトルで、はてな? が止まらない作品でして……。本作は原作に割と寄り添ったドラマ版のオリジナル要素を引き継いで作られている映画といった感じですので原作を引き合いに出すものではないですが、それでもドラマ版のやり取りすら無視した高木さんと西片くんのムーブが多すぎて、後半はずっと椅子に身体を支えて貰って(観た回が私だけだったので椅子3つほどに支えて貰いました)なんとか鑑賞してました。25歳じゃなく高校生くらいの設定ならまだなんとかなった……のかもしれない。
めちゃ良!
認知症介護とか児童虐待とか重めのテーマが色々と混在しているんですが、その辺をしっかり一つ一つ消化していくので、目を背けることなく観れることでどんどん世界観に引き込まれていく感じ。杏さんを始め、役者さんの演技もとても良きで、特に主要人物のみんなで粘土と絵の具で工作をするシーンなんかはなんとなく、ここにいる人達が思い描いた理想を擬似的に表現しているように見えて素晴らしかったですね。原作はもう少し先の話がある様子ですが映画ならあの終わらせた方でベストなんじゃないかなと思います。
画面が暗い!(褒め言葉)
謎構図とか謎カットとかが目白押しですけど、フランスが舞台なこともあって(まぁ、フランス映画なら変な構図いっぱいあるしな)で納得できる不思議。今回のリメイク版を観た後に1998年版を初めて観たんですが、明らかに今回初めて作っただろと思ってた描写が元からあって笑いました。1998年版が好きな方はリメイク版の好みが結構分かれそうな予感。
実は初見。オタクは同じ過ちを繰り返すので「青春 × 音楽」に心を射抜かれがちですが、ぼっちちゃんが我々オタクの感性に近いキャラクターなので、他作品よりも親近感が湧いて取っ付きやすいのかもしれないなといった印象ですね。本作はぼっちちゃんメインの総集編って感じですので、周りの関係者(特にSTARRYの面子や廣井さんとか)のことは原作やアニメで掘り下げてねってところでしょうか。後編も楽しみです。
邦題タイトル詐欺(笑)です(原題は『IF』)。なぜならブルー君はあんまり物語の主題ではないからだ! 予告を見た時に(え? 屋根裏のラジャー!?)となっていたんですけど、設定は似かよりつつ、こちらの話は大分ハートフルでした。とは言いつつ監督が『クワイエット・プレイス』の監督なこともあってか、ところどころの見せ方が若干ホラーっぽくて笑いました。ファミリー向けだとは思うんですけど、内容的にもどちらかというと大人が観て楽しい映画です。子どもが観るには若干キャラ造形が怖いですしね。若干。
まず、草笛光子さんが90歳とは思えない若々しい演技を見せてくれますので、それだけでニコニコできますね。私は古臭い人間と現代人のちょうど中間くらいの位置の人間ですが、創作する人間としては作中の若手編集者よりも唐沢寿明さん演じる吉川さんくらい強引な人が担当だとありがたいような気がするなぁとか考えたりしてました(吉川さんは色々話を無理矢理進めているところが見受けられますが、佐藤先生の作る物に文句を言う描写がないので、作家としては嬉しいですよねとか)。心がハッピーになれる作品なので、観たい時にサクッと観てもらうくらいが良いかなといった感じです。ちなみに映画の内容とは全然関係ないんですが、客層がいつもと違いすぎてびっくりしましたよ(私に一番近い年齢の方でも恐らくひと回りは年上の方ばかりだったので)とか。
良くも悪くも予告どおりのストーリーラインですので、予告やあらすじを見て気になった方なら観て損はないと思います。『九十歳。何がめでたい』は特別として、毎度言ってますけど現実にあった話の映画ってなんとなく、面白いとか面白くないとかで話するものではないよなという感じではありますし、感動して泣くとかも違う気がするなと考えてしまう人間なので、歴史の教科書のような感じで眺めてました。
実はシリーズ初見でしたので、あんまりこれまでのストーリーとかが分からなかったんですけど、勢いでなんとかなりました(笑)。最近の流行りを取り入れている感じ(ガンアクション時のFPSっぽい視点の描写とか)の絵作りでしたが、逆に色々配慮しすぎて(もしかして、従来のファンはキャラクターの性格とかに違和感があったりするんだろうか)とか勘繰ってしまうところもあったりなかったり。という心配をしてたんですけど、他の方の感想を見ると「前の話はうろ覚えですが」みたいな感想も多くて「あ、心配とかなかったな」とかなんとか。
こがけんさんがナレーションされてる特別予告編で「あなたの予想は絶対に外れる」みたいな宣伝文句がありましたが、こういう予告は良くないよなぁというのが観終えてからの率直な感想でした。内容としては結構単純明快で色々「あれ?」と思っていた部分も綺麗に回収してくれるので、鑑賞後のスッキリ感が高く、普通に面白いです。ただやっぱり、とんでもない展開を期待しちゃうような前情報の出し方をされていたせいで楽しめなかった、みたいな方も多そうな気がします。空っぽの状態で観るのが一番楽しめる作品だと思います。
観終えた後に「久しぶりにちゃんとしたミステリーだったやったー!」って感じで喜んでました。杉咲花さんの演技もとても良いですし、何より安田顕さんの演技も貫禄があって良き。ストーリーも色々な伏線をしっかり回収してくれるし、後味も悪くない綺麗な作品でした。後で知ったんですが、あぶ刑事と同じ監督さんだそうで、センスが良い方なんだなと感心しました。次の作品も楽しみですね。
dear sistersの感想でも書きましたが、作品自体が好きなので無条件で楽しいやつ。
それに加えて今回は特に好きな撫子さん周りのストーリーがメインだったので、さらに嬉しい気持ち。dear sistersとは違ってひとつひとつ話を進めていく感じで、見せ方が差別化されてる感じでしたね。なんとなく花子ちゃんの出番が少なかった気がしますので、花子ちゃん(とお友達)が好きな人は物足りないかもしれません。あと叫びのシーンが多かった(ような気がする)ので、dear sistersよりも映画館の音響映えしてたかもしれません(笑)
めちゃ良!
この作品は「漫画で読んで面白い作品」ではないかと考えていたので、正直なところアニメ化してどういう感じにするのよ、となっていたんですが、実際に観てみると原作に凄く忠実にしながら「アニメで観て楽しい作品」として作られていて「わぁお! 凄ぉい!」ってなってました。手のひらクル。観終えた後に原作を改めて読んだところ、演出としてのシーンの追加や同じ描写でも「アニメとして魅せるならこうでしょ」みたいな細かな変更が随所に施されていることが分かり、原作に画角まで忠実な『ゴールデンカムイ』の実写版とは別の角度で原作愛を感じられる作品にしてたんだなと感じました。全然関係ないんですけど、入場者特典のネームを見ると、藤本タツキ先生の描く女の子はラフの段階から可愛いですね。超羨ましい。
以上になります。ご高覧いただき、ありがとうございました。ちなみにこちらのページは当時の感想を基にして2026年7月に作成しております。『ラブライブ!The School Idol Movie』をリバイバル上映枠にしたので、代わりに『関心領域』をだいぶ好き枠に入れました。だいぶ好きというか頭に残る作品です『関心領域』は。
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