GALLERY水。

水。

水です。

得意ではありませんが、私は液体を描くのが好きです。定期的に描きたくなります。このイラストは、その液体描きたい衝動に駆られて描いたものです。

線画はこんな感じです。液体は後々塗りだけで描いています。

線画はこんな感じです。液体は後々塗りだけで描いています。

絵で液体を表現するというのにも、リアルなものから漫画チックなものまで様々ありまして、このイラストの液体は漫画寄りです。人差し指の先で水が垂れていますが、普通の水でこんなに長く垂れることはあまりないような気がします。

話が逸れますが、水の表現でいうとジブリ作品の水は面白いです。特に『崖の上のポニョ』なんかだと、あんなにネトっとした水、なかなかないよ! となる割に自然と観れてしまいます。あぁいうのはアニメならではの表現だな、と感じます。とても好きです。

話を戻しまして、ではどういう風に液体を描くかと考えて、一番最初に思い浮かんだのが、手から滴る水、でした。これまで、涙や汗は何度か描いたことがありますが、大体は顔メインで、他の部位はからっきしだったので楽しいのではないかな、ということで着手し始めました。

で、このイラストでは珍しく制作ログを取っていましたので、それを使って説明します。

制作過程のアニメーションGIFです。

制作過程のアニメーションGIFです。

構図が最初から決まっていたので、あとは表情とか髪型とかをどうするか、ラフの段階で右往左往しました。服装に関しては、そういえば水に濡れて透けた服を描いたことがないな、ということに気がついたのでセーラー服を透けさせました。透けさせたのは純粋に水の表現のための措置なので、邪な気持ちはありません。本当です。

アニメーションGIFの中盤あたりで髪に一気に影や光が追加されていますが、髪は最終的な調整以外、1レイヤー内で筆ブラシを感覚的にぐりぐりやって影や光を付けています。これが結構楽しいんですが、やり直しがあまりできないので気を使います…。

人物を全て書き上げた後にメインの水を追加しています。ほんのり涙も流しています。その後、水彩風ブラシで背景をつけ、スクリーン効果をぼかしてトリミング、完成となりました。バストアップなイラストの割に、意外と時間がかかってびっくりしました。主にラフに。

背景なしだとこんな感じです。白地になるので制服の透け感が足りない気がします。

背景なしだとこんな感じです。白地になるので制服の透け感が足りない気がします。

ラフをご覧いただくとわかりますが、私は結構頭を大きく描きがちです。毎回頭のバランスを整えるのでかなり時間を費やします。恐らくイラストを描きはじめの頃参考にしていた、某アリスゲームで戦うドールとか金髪ハーフ天才ちびっこ先生とかその辺の影響が残っているからかと思います。等身の低いキャラが好きな傾向があります。ロリコンではありません。本当です。

背景はこんな感じです。水彩風ブラシでぐりぐりやっています。

背景はこんな感じです。水彩風ブラシでぐりぐりやっています。

最後に、タイトルの『水。』は珍しく後付けです。シンプルイズベスト。割とシンプルなタイトルが好みです。『肉』とか『激流』とか。

このイラスト、結構前に描いた気がするのですが、19日に描き上げたものなので、この記事更新の3日前なんですよね…。最近、イラスト制作を1日とばすと何もしてないと感じるようになりました。良い傾向なのか悪い傾向なのか…。

あと、モチベーションを保つため、休憩ごとにTwitterへ過程をアップしていたのですが、過程は見られているのに肝心の完成品は見てもらえていない…みたいな現象が起こり結構悲しくなったので、今後は完成品のみ上げるようにしたいなと思います。何事も経験…経験…。

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